SSブログ

2月26日 カフェで読書が4週連続 [2023年 日記]

休日の午後をカフェで読書して過ごす、というのが続いている
新型コロナ感染の心配が減って油断してきたというのももちろんあるが、過ごす時間が居心地いいというのが理由だ

読書へ集中するのなら自分の家が良さそうだが、意外と環境音が多少ある場所でも気にならない
まわりに聞こえる日本語も、自分へ向けられることはないのが明らかだから耳を傾ける必要がない
それに、自意識過剰かもしれないが人の目線があると感じると姿勢も必要以上には崩れないし、身だしなみもそれなりにして出かけて来ているので、よしっ、本を読むぞという気合も入る

出かける前に、読もうとする本を選ぶ時が少し悩ましい
さてカフェで座った時にどんな本が読みたくなるのか、まだ今ひとつ想像がつかないのだ
今日は文庫1冊、単行2冊を持ち込んだが、せいぜい読める時間は長くて2時間ほどだからそんなには必要ない
しかしそれもだんだん慣れて、さくっと選べるようになるだろう

山歩きや散歩に割いていた肉体のための時間を、多少は脳のために使うようにシフトしてもいいと言えるぐらい最近はアウトドアで使っていた

読書に飽きたから、あるいは席が少々居づらくなってきたから、出てジョギングに向かった

白川沿いを走って日が暮れた
5km、30分、キロ5分57秒
平坦な道だから早いペースだったが心肺は早いなりに苦しかった

自分のために時間を使えるという恵まれた我が身の今を感じる
親の介護やこどもの世話ではない時間
家事を離れ、闘病の必要も今のところなく
ただ、この恵まれた時間は永遠ではないと予想する自分がいる
永遠に幸せと感じられるメンタルを持ちなさいと言う自分がいる


IMG_7.jpeg

2月19日 KISS [2023年 日記]

KISSとYOSHIKIが組んでロックンロールオールナイトを歌っているシーンがおととしの紅白歌合戦にあり、今日それをたまたま見た。

いろいろな事にたまげたなー

ポールもジーンもクリスもお達者と言えばいいだろう年齢なのに往時に近いパフォーマンスをしていることに
そしてお前らはこれを見たいんだろと言わんばかりのお決まりのアクションや表情
これを何十年も続けているであろうことに

ジョンレノンが生きてたらKISSについての感想を聞いてみたい
それでなくてもミュージシャンは他のミュージシャンのことはとやかく言わないものだがジョンなら何か辛辣なことでも言いそうだ

KISSというアーチストのあり方に不満は決してない、むしろ潔く好ましくさえ感じる
若い時に初めて聞いて衝撃的だった、この魅力的なサウンド
柔らかい脳にしっかりと刻み込まれてしまった、KISSのロゴとメイク、炎、舌

”やるべきことをやっている男”の一つの好例かもしれない、何十年もだ

2月14日 ビートルズ [2023年 日記]

ザ・ビートルズ
外国のバンドにうとい人でもその曲は一度くらいは聴いたことがあるだろう

中学生の頃、友達に大のビートルズファンがいて、家に遊びに行った時などによく聞かされたものだ
立派なリビングルームのレコードプレーヤーに針を落として、コンポーネントシステムの大きなスピーカーで聞いた

もちろん魅力的で覚えやすそうで、いい曲ばかりだと思った
けれどもちょうど中学生の頃といえば反抗心の芽がうずうずしていた頃、正統派っぽいものにはとりあえず寄り付かないのが正しいあり方だった頃だ
シンプルな単語が多く、メロディーも素直なビートルズのファンに自分がなることはなかった

それから長い時を経て今、ビートルズの曲をApple Musicに勧められるままに聞いたのがきっかけで、いいなと思えるようになってきた

とりわけジョンレノンの作った曲や歌声に惹かれる

中学生の頃は、基本的な単語が多い歌詞、すなわち浅くてとるにたらない内容を表していると思っていたが自分の方が浅薄だったようだ
今聞いてみるとシンプルだからこそ解釈のしかたによっていろいろな意味を持ち、聞き手の想像を広げるし、シンプルだからこそ真理を鋭く突いている
そして聞くたびに少しずつ歌詞の意味するところが変化していく

ポールのキャッチーなメロディーに目くらましを半世紀近く受けてきたような気がしないでもない

今さらだが、Apple Musicを通じて、サブスクリプションサービスの将来性を感じたとともに、サブスクリプションサービスによって失われていくものとは何だろうと考えてしまう


2月12日 半崎美子さんの歌 [2023年 日記]

半崎美子さんの歌は以前聴いていて、その声の魅力に随分と感動した

きょう、久しぶりに聴いてみて改めてその素晴らしさに目頭が熱くなった
自身が作詞した歌詞を、心を込めて歌っていることに
そしてその歌詞にも

友達への想い、娘への想い、母への想い

そう、考えてみれば異性への恋愛感情をあからさまに歌った曲が少ない印象だ

ジョンレノンの曲にも平和や神などへの想いを込めた歌詞が多く、自分の近頃のお気に入りになっている

今はそんな歌を聴きたい


2月11日 ジョギングでリフレッシュ [2023年 日記]

先週に続いてスタバで読書、土曜日の午後なのでほぼ満席
しばし前回の続きを読んだり、外を眺めたり

その後、菊陽町の白川沿いをジョギングした
久しぶりの割と本気のジョギング

7.4km、50分、キロ6分46秒

走り出してすぐは呼吸に余裕もあり考え事をしてしまうが、そのうち苦しくなって汗もダラダラかき、考え事どころではなくなる
走り終わって顔を洗い、整理運動し終わった頃からなにか爽快感、幸福感のようなものが来ているのに気づいた
そうか、苦しいくらいに身体を動かせばしばらくの間かもしれないがいい気分でいられる

IMG_2018.jpg
タグ:ジョギング

2月9日 父と無言の対話 [2023年 日記]

風呂上がり、いつもどおり、亡き父の写真にお参りしてからしばし対話する

もちろん言葉は発せず頭の中でのやり取りになる

自分が今悩んでいることを語りかける

すると写真の父がそれに対する返事をくれる気がする
そんな事は悩むことではないと怒られたり、
わかるわかると慰められたり、
お前もただの男だなと苦笑いされたり、
自分より周りの人に気を配れと後押しされたりする

写真の父ははっきりした表情ではなく、微笑みかけとも厳しい顔とも哀しさをたたえた顔とも、何とでも取れそうな微妙な表情をしている

写真の表情は変わらないはずだが、しっかりと覗き込むと微妙な表情の変化がある気がして返事を感じる
どんな返事にしても、安定した心持ちになれる、胸のつかえが軽くなる、貴重なひととき

もし父が生きていたらこんなに毎日語り合う事はなかっただろう

我が身はもう写真の父の年齢を越えてしまったが、父と息子であることは終わらない

2月4日 豊かさを自分で見つけ出す [2023年 日記]

お気に入りのサングラスをかけてスタバで読書をしたいしたいと思っていたが
今日それを実現させた

真冬なので屋内だったが他のシーズンならテラス席が良かっただろう
オープンさが違う、読書にはやや集中力を削がれるかもしれないが

黙って読書なのでマスクも外す、他の客も半分ほどはそう

立花隆のわかりやすい文章と情報量で満足感も充分に得られた
おそらく2時間ほど、自分の中ではスタバ最長滞在時間だ


今日見たテレビ番組からネットで調べての気づき

「東京から能登へ移住した時に、自分が与えられた豊かさを享受していただけだったということに気づいた、だから不安で悔しい、ならばと身の回りのものをひとつひとつ見つめ直してその豊かさを見つけていった」という主旨の50台女性の言葉に共感するとともに強さを感じる

東京から比べれば周りの目は相当気になるだろうし、なにより新しい環境で暮らしを始めるにあたって様々な現実的な問題をひとつひとつ地道に解決しなければならないだろう

そんな中、新たに何かを始めよう、それも周りの人々をも巻き込んで
となると相当のエネルギーと胆力が必要なはず

聞けばアメリカ滞在経験もあるし国内でも多方面に興味を広げる女性であるらしい
納得した
建築家である彼女の夫が里山に向ける目線や興味も影響を与えているだろうし
彼女の行為も彼に影響を及ぼしているだろう
羨ましい夫婦関係だ

2月3日 プライベートコミュニケーションツールとしてのSNSについて [2023年 日記]

おととい寝違えた首がまだ痛い
この痛みは毎度の事ながらイヤなもんだ

人とコミュニケーションを取る時に面と向かって話すのか、それとも声のみを伝送して話すのか、
はたまた文字にして読み書きするのか

スマートフォンが開発され、あっという間に進化して、SNS全盛とも言える現況になっている

必定のごとく、文字によるコミュニケーションが隆盛となりそれにまつわるサービスにも
多種多様なものが現れている
未読既読、送信取り消し、履歴検索、会話のバックアップ、ステータスの表示、絵文字顔文字、スタンプにプレゼント、動画に音声にリンクにイイねに、、、

プライベートで、面と向かって話す時に出来て、SNSでは絶対に出来ない事

相手の表情の変化、声のトーン、喋り方の間、姿勢や動作

これらを補完するために、あるいは別の情報を伝えるためにSNSは様々なサービスを付け、
これからも開発していくだろう
そしてそれらを使いこなしてコミュニケーションを上手に取る世代が既に働き盛りに入り、
今後は皆がうまく対面と非対面を使いこなしていくに違いない

自分もメールやその他のサービスを便利なものとして、半ば自然に使ってきたし今後も使うだろう

けれどもやっぱり自分は
相手の目を見て話したい
相手の目を見て話を聞きたい
言ったことへの反応を見ながら言葉をつむぎたい
今日の機嫌はどうなのかを感じながら、以前話したことがあるか思い出しながら