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6月7日 映画「トランスフォーマー」 [2020年 日記]

家にいる時間が長いので最近は撮りためた映画を落ち着いて見ることができる。

「トランスフォーマー」は、なかば子供向けとも取られそうなハリウッド映画だが、もちろん大人が見て面白いように作られている。それほど深く考え込まなくても楽しめる娯楽映画、、、そのジャンルの映画があってよかった、としみじみ感じた。

メカに車にセクシー美女が出てきて、頼りない青年が勇敢に成長していく。まあ男性は見て面白いだろう。見た後に最近お決まりのネットで集めた情報によると、ヒロインの女優の強気発言とそれに答えた監督の大人発言がどちらも人間味を感じられて微笑ましい。

目玉である車とメカ異星人の変化の仕方が男子の遺伝子をくすぐる。CGではなくモーション??とかいう技術を使っているらしい。

興行も成功、続編もいくつも作られているのも納得だ。

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6月4日 映画「THIS IS IT」 [2020年 日記]

マイケルジャクソンの映画「THIS IS IT」。名前だけは知っていたので録画して見てみた。

亡くなる前の、コンサートツアーのリハーサルシーンや関係者へのインタビューで構成されている。
本番ではないので100%の力で表現してないし、服もリハーサル用、途中でスタッフと話したりと、真剣に見るには少々退屈かと最初は感じていた。後半になるとそれにも慣れて楽しめるようになった。楽曲をフルで聞いて楽しんだり完成されたステージを見せる映画ではないのだ。

類稀なる才能であることは間違いない。歌も。ダンスも。情熱も。

そしてその歌やダンスがこの、今の時代にマッチしているかと言われればさすがに難しい面もある。それでもおそらく、偉大なアーチストという事実は営々と受け継がれていくことだろう。

p.s. 世間で大ヒットを量産していた頃に自分も青年期を過ごしていたこともあり、彼の存在はその頃の時代の空気感を含めて「想い出」だ。現代を生きていく上でのパートナーとしてのアートは現代に合ったものにすればいい。懐かしさをわざわざ頭で除外して見たり聞いたりしなくてもいいね。

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6月1日 映画「ノウイング」 [2020年 日記]

この映画の題名は聞いたことがなかったし、だから事前の知識もないまま録画を見始めた。単に自分の空き時間がこの映画の時間と近かったというだけで。

出だしから不安をあおるようなBGMに、ホラー映画の主人公のような表情の子役。

体調があまり良くないのにこの映画を選択して見始めてしまったことをやや後悔。
それでも途中でやめるわけにはいかない。
ニコラスケイジの眉間のシワに、サスガッとひざをたたいて気を紛らわしながら、悲惨な事故シーンもなんとか見届けられた。

ストーリーは、珍しく完全なるアンハッピー。SFによくある、次世代が宇宙人となり進化するという希望をつなぎつつも、それを瞬時に吹き飛ばしてしまうような絶大なスーパーフレアの威力の描写。それが天文学的に低い確率でしか起こらないとわかってはいても、もし自分が遭遇したらまさにこのような光景を見ながら一瞬にして気化してしまうと共感できる映像なのがアンハッピー。

似たようなテーマ、似たようなストーリーの他のSFと違ってなぜそう感じるのか、、、

あれか。

宇宙は決定論的か偶発的か、みたいな講義を主人公がしてたな。
未来の出来事が全て決まっているとしたら。生きた心地がするだろうか。生きる活力は生まれるだろうか。主人公もここでなぜか顔を曇らせた。

人類滅亡の恐ろしさより、自由なつもりの意志が既に決定されていたものだと知ることの恐ろしさ、虚しさ。死の恐怖でなく生の無意味化の恐怖。


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