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11月21日 映画「DUNE」 [2021年 日記]

前評判が大きいという事は見た後の賛否が大きく分かれるという事を意味している。

「メッセージ」「ブレードランナー2049」と素晴らしい作品を出し続けているドゥニヴィルヌーブ監督が、壮大なSF映画を作ったとなれば期待を大にして見なければいけない。

どうしてもデビッドリンチ版と比べてしまうが、スペースギルドのナビゲーターが出なかったり、ハルコーネン男爵のグロさが控えめだったりと、全体的に綺麗な作品だった。もちろんそれを補って余りがあるかどうかわからないが、サンドワームの描写、アトレイデス父の貫禄、母の美しさ、ポールのりりしさなどはしっかり鑑賞できた。

ただ、見る直前に知ったこともあり、これが前編でしかないという物足りなさ、消化不良感のようなものはどうしても残るし、世間の評価もそのあたりの話題が多いようだ。

前作は何度も見ているがまた見たくなった。
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