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2月20日 なごり雪となるか [2021年 日記]

先日は平地でもうっすらと積もるほどの雪模様の天気だった。

それでも夕方は随分と暗くなるのが遅くなり、あちこちで梅の花が咲き乱れ、梅の香りもそこらじゅうに漂っている。そろそろ春の声が聞こえて来そうだ。

最近は、痛めていた足の回復を図り、時間が取れれば散歩をしている。

交通量の少ない、車では絶対入り込まないような細い道を、家々の暮らしぶりを眺めながら歩くのはとても楽しい。ジョギングでは気づかないような物が見えてくる。そして歩く速さなら気になるものがあればいつでも止まって眺められるのもいい点だ。立ち止まらないまでも足取りを遅めてゆっくり考えながら通り過ぎることができる。

いわゆる里山と呼ばれるような、街でも大自然でもないその中間のたそがれ地帯を歩くのが特に楽しい。人の息遣いが見える。人の気配のない家もある。よく手入れされた畑、たまに出くわすネコ。我が家に欲しいと密かに思っている昔ながらの納屋。家畜の気配のする建物などなど。

我が身体で歩ける幸せに感謝をしつつ。