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8月30日 気象がおかしい [2024年 日記]

台風10号が接近し、遠ざかって行った

近年稀にみる強さの台風が来るぞくるぞと脅かされつつ、台風の中心が近くを通ったにもかかわらず、
雨は弱く、吹きすさぶ風の音さえ聞かれなかった

単なる例外パターンの台風だったのなら別におかしなことではないけれど、30日以上続いた猛暑日、
あたりまえのように続いた熱帯夜、梅雨明けからほとんど降らなかった雨

地球の気象がなにかおかしな方向に変化しつつあるのでなければいいが

7月21日 映画「サイン」 [2024年 日記]

2002年

Mナイトシャマラン監督作はいくつか見たがこれはまだだった

来るぞ来るぞと、じらすだけじらしておいて、最後の最後にやっと展開してくれる構成は、
もはやこの監督の代名詞

もちろん、そこが面白くもある

大事故に遭いながら生き続ける妻との会話、ありそうで怖いリアルさ
けれど日本では事故現場のけが人をそのまま残しておこうというような配慮というか決断は
決してなされないだろうと確信する
その判断、誰がしたの?責任持つの?すぐさま病院に運べばもっと長く生きられたかも?
極めて高度な判断だ

表向きは宇宙人ものの映画ながら、信仰心について考えさせられることになるとは予想していなかった

弟役のホアキンフェニックスが、先日観たナポレオンになるとは想像もつかない
子役の男の子も女の子も演技がうまいこと、女の子なんか鳥肌立ちそうに怖いシーンがあった

信仰心のない人間が言うことでもないが、心のよりどころとなるものがあるとないとでは
大違い、それを見つけるあるいは作る作業がまだまだ続く

タグ:映画

6月10日 映画「タクシードライバー」 [2024年 日記]

最後のバイオレンスシーンで波乱はあるものの、その前の時間帯はずっと1人の男の生活を見て来た気分。国が違うから文化も違い、時代も違う。その時代のアメリカの、1人の男が社会をどう見ているかが伝わればよかったのだろうけれど、なんとなくぐらいに留まった。

ギャングだって生きる権利のある人間だ、と思ってしまうのは平和ボケした国に暮らしているからだろうか。

モヒカン頭から普通の髪型に戻るまでどれだけ時間がかかる?
入院して裁判を受けて元のタクシードライバーに戻るのにどれだけ時間がかかる?
その間に大統領候補はずっと選挙活動を続けている?

この監督の他の作品は、、、「沈黙」だけか、見たことがあるのは
そう言えば「沈黙」も自分にとって難しい映画だった

娘の両親が送った手紙で、彼をヒーローに描きたい訳ではないだろう
狂気の男がヒーローにされる社会を表現した?
と考えると、最初に政治家を暗殺しようとした辻褄が合うが、なぜ政治家を標的にしようとしたのかがわからなかった。なぜ、なぜと考えること自体がナンセンスなのだろうか。

ロバートデニーロとジョディフォスターはさすがのうまい演技だった
目だけで演技できるとは

音楽がいい
タクシーから見た、流れていく街の灯りにまさにピッタリ
社会に対する無力感や無情といったものを感じた


タグ:映画

5月12日 映画「エデンの東」 [2024年 日記]

例によって見終わってすぐ、1分後に印象が強いうちに書く

心に残る映画だったけれど、どこが、と具体的に今はあげられない。
ジェームスディーンの上目づかいのすねた表情がとりあえず印象に強い
そんな役柄だと言ってしまえばそれまでだがもともとそんな性格なのだろうか

1955年制作、自分が生まれる前の映画と考えると感慨深い
愛されることのなかった主人公の気持ちには到底なれない自分ではあるけれど、
想像してみることは自由だ
そして、ラストシーンでは、人は人との関係の中において生きていける
という普遍テーマに通ずる展開になった

正しくて、能力があって、人あたりがいいだけでは足りない
人との関係性に身を投ずることの大事さ

そこ、肝に命じないとな
と思わせてくれる映画でした

さて、映画冒頭の序曲という名の海岸のシーン、数分間も続くのだけれど
どういった意味があるのだろう、当時の作り方なのだろうか

あと、保安官役の立ち居振る舞いが男らしいしヒゲもカッコよかった
旧い時代のアメリカの情景もいいですね

お兄さんのその後の人生が少し可哀想ではある、いくら弟によからぬ感情をもって育ってきたと言っても、それも父親の、家庭の影響ではあるし
隊役で図太い男になって戻って来るのかな、それがいい



タグ:映画

4月29日 映画「ナポレオン」 [2024年 日記]

機内で、しかも英語で見たので細かいところがわからなかったが大筋楽しめた。

冒頭からギロチンのシーンは確かに観るものをつかむのにはいいのだろうが、あまり気持ちのいいものではない。こんな残酷なことが行われていたこと自体も驚きだがむしろそれが人々の興味を大いにかきたてていたこと、人気があったことに驚く。そしてその人気を利用しようとする権力があったことには、さもありなん。
欧米人のルーツはかなり野蛮だったのだ、しかしそれを言うなら日本の武士だって、熱帯の原住民だってそれほどお上品ではない。人という動物は現代でも野蛮さを内包していると考える方が合っているだろう。

フランスの英雄ナポレオンが大活躍をして、失敗して消えていく伝記もの
ジョセフィーヌとの関係性も、お国柄や時代性を含めて色濃く描かれていた

ナポレオンの成した成功の背景には数多くの兵の犠牲があったということがよく知れた。

p.s.
助演のジョセフィーヌ役ヴァネッサ・カービーがエマニエル夫人のシルビア・クリステルに似てるなと
思いながら見ていた。フランスの美人とはこういったタイプを指すのだろうか。
と思って後刻出演俳優を調べてみたら、彼女はイギリスの俳優だった。
さらにはシルビア・クリステルでさえフランスでなくオランダ人だったことを半世紀後に知った。


タグ:映画

4月3日 ちょっとした春の嵐 [2024年 日記]

saku.jpg
昨日が桜の満開だった

今年のサクラは寒かったせいかドカッと来る見頃ではなく、じわじわ進んだ感じ
目をみはるようなサクラの樹にまだめぐり合っていないのが残念だがそんな年もある

今日は嵐のような突風が波のように吹き渡り、横なぐりの雨がときおりたたきつける

3月9日 弥生 [2024年 日記]

うららかで穏やかな陽射し
この季節はこんな日が幾度か訪れる

昼間の暖かさに油断していると夜にギュンとこごえそうになり、それが1ヶ月ほどするうちに少しずつ緩んでいく

何度経験しても「別れ」の季節は切ない

2月14日 山都町というか矢部が近くなった [2024年 日記]

2月11日に九州中央自動車道の一部区間が供用開始になった

これまで通行できていた嘉島ジャンクションから中島西インターの区間の先、山都町矢部までの山あいの区間が80キロで走れるようになった

先日さっそくバイクで通ってみた
早いのなんの

熊本市内から山都町矢部まで50分もかからずに着いた
熊本市内からだとはるか遠くの山なみに見える脊梁の山々も、矢部からはすぐ目の前に見える
実際、矢部の中で少し動いただけで矢筈岳や遠見山がグッと近づいてきた

昔は矢部、あるいは浜町、といえば熊本バスに延々と乗って南熊本から御船へ、そこからさらに深い山道に入り込み急な道をまた長いことバスに揺られてやっとたどり着く辺境の地、であった
半日はかかっていただろう

逆にそれが矢部の街を印象付けていた面もあるが、これからはたくさん人が訪れて活気があふれることになるのだろうか

社会は想像をはるかに超えるスピードで変わる

1月14日 映画「時計じかけのオレンジ」 [2024年 日記]

1972年
なぜこんなテーマの映画を作ろうと思ったのか、と言うよりもよくこんな映画を作ったなという感覚が近い

主人公や仲間によるクスリ使用シーン、暴力、セックス、非道徳行為の数々
けれど後半はそれをはるかに超えていやらしい
普通の人々、普通に見える人々がどれだけ残酷だか

主人公の母親は泣いてばかりで何もしない、父親はこれ以上ない優しい顔で、優しい喋り方で主人公の顔を覗き込む。その顔は、キングクリムゾンのアルバムに出てくる道化のように何かにこびへつらっている

冒頭の、主人公たちによる悪行三昧がかわいいものに思えてくるから、描き方とは恐ろしいものだ

主人公も、被害者である作家も、狂気の表情が過剰なほどの演技で、日本の映画やドラマの繊細な機微を表す演技とは大違いで面白いしいやでも目を引きつける
これらの役者が普段は普通の生活をしていることを想像すると演じるとはすごい技術だと思うし、映画とは面白いものだとつくづく感じる

「2001年宇宙の旅」のような、フィックスされたシーンの切り替えではなくドリーもズームも多用されていたのを見ると、自分の撮影スタイルに固定することなく、作品ごとに
最適な撮り方をする監督なのだろう

スタンリーキューブリックも既に亡くなっている、アーサーCクラークやアイザックアシモフも。カールセーガンやスティーブンホーキングもだ。偉大な先人たちにいろどられていた時代がひと昔前になっていきつつある。

タグ:映画

1月1日 映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 [2024年 日記]

2007年製作

若かりし頃のオカン役の女優さんが、美しすぎるわけでも演技がうますぎるわけでもなく、むしろ素人っぽささえ感じるのに、なぜか存在感がある。それが樹木希林さんの絶妙な演技につながり、2時間半の長さをあまり感じさせない。

共演の役者陣も個性的なメンツが揃っている。

前半の時代設定がもろに昭和なので、それはそれは懐かしい風景や風俗が描かれていてよかった。ボタ山と煙突の広がる炭鉱町のロングもどうやって撮ったのかわからないが、印象的なシーンだった。

母と息子の関係、息子からすればこんな世界になるだろうな、と思わせる。リリーフランキーの自伝とのこと。
妻と夫との関係、息子と父親との関係。その片隅に男と女の関係。奇をてらった表現でもなく特に大きな事件が起こるでもなく、それが見終わったあとのじんわり感につながる。別の表現をすれば、時の流れ、を感じる。

自らのひどくプライペードな過去を世間に公表するのは相当勇気がいるのではなかろうか。
タグ:映画

12月14日 映画「ゼロの焦点」 [2023年 日記]

雪の日本海の荒波も充分に重い景色だがこの映画のテーマも重い

松本清張作ということで、砂の器を思い起こさせるようなシーンがあったり、その時代の社会背景とテーマが密接に結びついていたり
戦後まもなくの時代設定なのでなんとなく空気感くらいはわかるつもりだが、自分以降の世代だとなかなか現実の日本がたどってきた時代だと想像するのが難しいかもしれない

映画の中で何人も死んでいる。それぞれ強い思いがそうさせている。フィクションの世界で、思いの強さを表現するのに死を扱うのは理解できるが、本当の死はもっと違ったもののことが多いのではなかろうか、いや死には強い思いがついてくるものなのか。眠るように静かに行きたい自分としては気になる点だ

戦争が人々にもたらした莫大な負のエネルギーが、人々の人生に歪みを生み、それでもなお大きな流れに巻き込まれ次の明るい時代へ向かっていく、そんなことを感じた、と言えば素っ気なく聞こえるが

元パンパンの2人の演技も、周りの役も良かった。広末涼子の、華奢とはいえない体躯に若さを、木村多江には辛苦を感じさせる適役だったのだが、西島秀俊のマッチョぶりも意外だった

さてこの映画をどう我が身に反映すればいいのだろうか。そんな堅苦しいことを考えなくていい、楽しけりゃいいんだよという思考にどっぷり浸かりそうになった時に思い出す、世論が右に傾きだした時に思い出す、というのはすぐ浮かぶ。逆にこれを思い出した時がどんな時なのかも、割と自分の中では興味深い

2009年製作

タグ:映画

11月30日 映画「プロメテウス」 [2023年 日記]

かなり面白かった
最近のSF映画に多い、作り込まれてて何度も見なければ理解できないような凝った構成ではなく、
ファーストコンタクトもの映画の基本的な筋書きに沿っているので明快だ
「エイリアン」を知っているからそう思う部分も多いかもしれない

ところどころ「エイリアン」の原点だぞというシーンがやや露骨過ぎるシーンもあるが、それを補って余りあるストーリー展開だった

ただ、最初の原始人類?が滝の上で砕け散るシーンの意味するところがまだ理解できていないが、それをあれこれ想像するのもこれからの楽しみだ

2012年製作だから「エイリアン」からは30年以上経っている。リドリースコットが大監督となり時が経ち、周囲からの前日譚製作の要望を聞いて撮ったのだろうかなどと考えながら観た

主役の女性博士は初見だったがちょっとシガニーウィーバーに似てないこともない。ハードな役どころをしっかりこなしている
ロボットのデイビッドが首を引きちぎられるのにはまたか、との既視感もあったが最後までいい役なのか悪役なのかわからないところがよかった。その点では前半に出てきた社会的でない地質学者もそうだし、それよりなにより、原始人類?でさえそうだ

デイビッドとロボットといえば「2001年宇宙の旅」を思い出してしまうがそんな意図もあるかもしれない

「エンジニア」は何かを作る人、ならば我々人類を作った存在を「エンジニア」と呼べるのも確かに。
安易に神と呼ばないがゆえに「会う」ことができる夢をみせてくれる
それに、「エンジニア」が我々を作ったのに破壊しようとするのはなぜか、という哲学的なテーマも提供してくれるサービスまでついている

さらに言えば、どこかにあった2機目の宇宙船で彼らの母星へ旅立つ主人公のその後は?想像すると楽しいしわくわくする

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11月29日 ジョギング、温泉、サウナ [2023年 日記]

訳あってしばらく足が遠のいていた温泉タイム、最近あらためてその良さを感じている。

お湯に浸かって温まり全身の血行が良くなる、身につけているものもなく暑くも寒くもなく、じっと意識に集中する。まるで座禅のようだ。

多少の憂いならこれで流れていくし、前向きに考えられるこの時間を落ち着いて過ごせば
大きめの悩みも軽快する方向へ傾く

心配ごとで刻まれがちな眉間のシワも、のばさなきゃなと思える

白川沿いの畑作地帯を軽くジョギング、5.3km、41分、キロ7分40秒
おなかまわりの脂肪がステップのたびに揺れる

夕暮れの時間帯、犬の散歩をする人の表情もわからなくなる暗さになるまで走った。

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11月20日 映画「バグダッド カフェ」 [2023年 日記]

何十年ぶりかに見たので、前回の記憶はほとんどない。

1987年製作、36年も昔の映画か、しかし今の風景と言われても納得しそうな自分は時代遅れか。

見た直後にこれを書いているのでどうしても最後のシーンが印象に強く残ってしまう。

なぜブレンダ?と誰もが思うだろう
男女の恋愛よりも大切な友情を強調したかったのか

その少し前に、帰ってきた夫とブレンダが抱擁するシーンは、では何なのか
この夫婦の婚姻関係はどう考えても続くと考えられる

ジャスミンは冗談で言ったのか
ビザが切れたらまたドイツに帰るつもりなのか

そうか、人々の心に優しさが戻ったからもう自分は引き下がるつもりなのかもしれない
ではなぜ彼女はここに留まって人々から優しさを引き出そうとしたのか

すさんだ自分の夫婦関係に、自分が嫌になっていた
そんな自分を救うためでもあった
というのはどうかな

p.s.
大きな見間違いをしていた
最後のセリフは「ブレンダと相談するわ」だった
「ブレンダと結婚するわ」と勘違い

いかにアメリカが人権について進んでいても、この時代に同性結婚はまだなかろう

むむむ、とすると割とハッピーな終わり方
ルディよ、これが男女関係の辛辣さだ、と思っていたのはいずこへ解消すればいいのやら


タグ:映画

10月4日 ブログ「ファウンデーション」を作成 [2023年 日記]

新しく、ブログ「ファウンデーション」を作成した

これはアイザック・アシモフ著のSF小説「ファウンデーション」の3部作の人物相関図を公開するために作ったもので、細かい修正があれば改版していくつもり

ことの発端はAppleTVでオリジナルドラマ「ファウンデーション」を見て感動したこと、その後また原作を読んで理解が深まったこと、それらを踏まえて多数の登場人物の相関図を作りたくなったこと、という流れ

原作を再度読んでみて、ドラマ版ではストーリーや登場人物がかなり変更されていることに気づいた
これはどちらがいいというものでもなく、ベースが共通な2種類の物語とでも解釈しておけばいいのではなかろうか

ドラマでは視覚に訴える格好良さや没入感が楽しめ、小説では自分の想像力を広げられる自由さを与えられた

この素晴らしい作品を残してくれたアイザック・アシモフ氏、および出版やドラマ関係者の方々に感謝したい

10月3日 乗り換え [2023年 日記]

この季節のカマキリを見かけると哀しさにおそわれる

鋭いカマとにらみつける眼力の、夏のギラギラした攻撃性はなりをひそめ、移動するのにもやっとのような弱々しさ
けれども身体は初夏より一段と大きくなっている、と言うか、ふやけている

子孫を残して、自分の生命の中でやらなければならないことは、終わった

子が親を見る視線もそんなものかと思う
自分を育て終わって、あとは老いていくばかりの親
ごはんを食べてダラダラと過ごし生産的なことはせず、何のために生きているのだろう、と
子には、親が子育てにいちばん奮闘していた頃の記憶は無いのだからしかたない

子孫を残して大きくしたのだから、やらなければならないことは、もう、終わった
古代から未来へ連綿と続く遺伝子の乗り物が別のものに乗り換えられるだけだ


9月21日 朝晩は過ごしやすく [2023年 日記]

今日の雨の後、吹く風が涼しく感じられた。今シーズン初めてだ。

熊本市では藤崎宮のお祭りが終われば、例年そうなる時期なのだが今年は数日だけ遅れた。
大きな台風も今のところ今年は来ておらず、真夏の暑さが際立っていた。

年齢を重ねると懐が広くなっていろいろな事が受け入れられるようになると思っていたが、
こと身体は懐が広くなってはいない。年々暑さに閉口するばかり。

8月24日 映画「地獄の黙示録」 [2023年 日記]

どうやら自分はマーロンブランドの演技が、たたずまいが好物のようだ。

コッポラ監督とマーロンブランドの映画「ゴッドファーザー」に感動したのも記憶に新しい。
この映画、出ている役者も知らずに見始めた。
あごが割れてないがなー、と思いつつチャーリーシーンの名前を思い出しつつ、
あっ、イージーライダーの彼だ!とか、
このサーフィン付きの軍曹はどこかで見たことあるなとか、

ベトナム戦争ものの映画はある程度の数を見てきたけれど、幸いというか
戦闘シーンそのものを見せ場にあげているような映画にはまだ当たっていない

フランス人のプランテーションとベトナム戦争当事者との関わりも初めて見る気がする。

マーロンブランドの話に戻ると、役として出てくるのは映画の後半もだいぶ過ぎた頃、
まあ、写真では冒頭から出ているのでくるぞくるぞという感じ

スキンヘッドに絶妙な照明で、表情のごく一部しか見えないのもいい演出

あのエピソードはどんな意味を持つのか、何を語っているのか、
あとあとまで頭に浮かんでくるシーンが多いというのは、いい映画だったという証だろう


タグ:映画

8月14日 雑草との戦い [2023年 日記]

今年の家庭菜園はなんとか夏野菜が獲れている。
おととしまでは苗を植えても根付きさえせず、枯らすだけの虚しい繰り返しだった。
ハマスゲという球根で広がる雑草が一面にはばをきかせているので、それが原因なのはほぼ確定だったが、その対策をどうすればいいかがわからなかった。春先から手で抜くという地道な作業を何年も続けてきたが夏にはとても追いつかず、身体も疲れるしで秋にはかなりの量がはびこり、従って球根が栄養を溜め込むという一年の繰り返し。

去年、ビニールマルチで覆ったら勢力が弱まるのではないか、と実行してみたら効果抜群だった。
隙間に生えたり、ビニールを突き破って出てくる個体もわずかにいるが、一大勢力の勢いを削いだのは間違いない。今年もマルチを張ったが、土が出ているところにもあまり生えてこず、植えた野菜は元気とは言えないものの、なんとか成長して実をつけてくれる株もある。トマト、オクラがいい。以前からあるブルーベリーの収穫量がはんぱなく多いのも雑草の勢いが弱まったからなのだろうか。

環境にはやさしくないビニール製品を使い捨てすることには、けれども気がひける。

ハマスゲとの戦いはまだ続きそうだ。

7月8日 大量のブルーベリーが獲れた [2023年 日記]

blueberry.JPG

今日は大雨の予報ながらそう雨は降らず、強い風が吹き荒れているおかげで蚊に刺される心配がない絶好の畑仕事日和だ。トマトの整枝やら雑草取りやら苗の誘引とともに、ブルーベリーの収穫をした。

庭のブルーベリーは2株

このところは毎日獲って生食しても食べきれないくらい大量に獲れ始めていた。今日もボウルいっぱいの収穫でうれしい悲鳴

ジャムでも作ることにしようか


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