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2月9日 父と無言の対話 [2023年 日記]

風呂上がり、いつもどおり、亡き父の写真にお参りしてからしばし対話する

もちろん言葉は発せず頭の中でのやり取りになる

自分が今悩んでいることを語りかける

すると写真の父がそれに対する返事をくれる気がする
そんな事は悩むことではないと怒られたり、
わかるわかると慰められたり、
お前もただの男だなと苦笑いされたり、
自分より周りの人に気を配れと後押しされたりする

写真の父ははっきりした表情ではなく、微笑みかけとも厳しい顔とも哀しさをたたえた顔とも、何とでも取れそうな微妙な表情をしている

写真の表情は変わらないはずだが、しっかりと覗き込むと微妙な表情の変化がある気がして返事を感じる
どんな返事にしても、安定した心持ちになれる、胸のつかえが軽くなる、貴重なひととき

もし父が生きていたらこんなに毎日語り合う事はなかっただろう

我が身はもう写真の父の年齢を越えてしまったが、父と息子であることは終わらない

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