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3月22日 新月 [2023年 日記]

新月を見る、と言うと矛盾があるが、今夜の新月は曇りで見ることができなさそうだ
あ、太陽と方向が同じだからそもそも見えないか

運動公園を走った

熊本県民総合運動公園、なかなか設備の整った施設だ

一周2kmを2周と半分で5km、キロ6分30秒

夏日となった今日、半袖にして来なかったことを後悔しつつ、とは言え走っていない時は風が冷たいこの時期、花冷えとはよく言ったものだ

気象台の桜開花宣言は今日だったが、既にコース沿いの桜は見頃だった

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3月21日 退場 [2023年 日記]

本棚を整理していて昔の写真が出てきた。整理そこのけで見入ってしまう、よくあるパターンだ

とにかく自分が若々しい、自分でそう思うのだから他の人が見たら仰天するレベルかもしれない
少なくとも平時には見せない嬉しそうな表情で芯から驚いてくれそうなのは間違いない

当時の自分ではそんな事はひとつも思っていなかっただろう数々の事柄が浮かぶ

これから永遠に命が続くとでも思っているような無垢な表情
今ではそんなポーズをするなど思いつきもしない、思いついても意味ないことと動かない
楽しそうに仲間や先輩たちと歓談する
ややかしこまった仕事先での、なかばフォーマルでありながらもくだけ気味なシーン
数々の仲間を見送った送別会、自分が見送られた送別会
何十年も忘れていたたくさんの人たちの顔
そんなたくさんの人たちと関わりあって、仕事をして、送り送られ、酒を飲んで、

20代後半から30代にかけて、どうやらたくさんの人たちに囲まれてとても充実した日々を送っていたようだ

当然、今の自分の姿や生き方との対比としてそう感じている
退場の時が近いようだ

3月11日 東日本大震災12年 [2023年 日記]

あれから12年、長いようで速いようで

地震の起きた時刻には熊本市でもサイレンが鳴らされた
それを聞き胸が熱くなった

当時の九州は地震や津波による被害は当然無く、どこか他人事のような気分でいた
すごいね、怖いね、大変だね、と

そして物流などまわりまわって我が身に及ぼされる影響に気を取られていた

一区切りの今日、遠く離れたこの地の自分が被災者のことを少しの間想像しただけのこと
けれどそんな想像をした人たちはおそらく世界にたくさんいる

年月が経つに従って、思い出す人も思い出す機会も減っていくだろう


今日テレビで見た被災者の声「(亡き母へ)感謝の気持ちを伝える機会はそうそうない(から花束で伝える)」

感謝という言葉、最近少しばかり冷たい感情だと思っていたが、むしろシンプルかつ深い感情を表す場合もあることに気づかされた

3月10日 本格的に暖かくなってきた [2023年 日記]

今週に入ってがぜん暖かくなってきた
今も、昨日までつけていた暖房をつけず、むしろ窓を開けて冷気を取り入れているくらいだ

これから6月くらいまでこのあたりの気温で推移してくれるととても過ごしやすいのだが、熊本の気候は一筋縄ではいかず、冷え込んだり暑すぎたりが続いていく

3日前の満月を見上げながら思った

もし、月が黄色でなくて他の色に見えていたら人はどう思うだろうかと
赤っぽい色だったらなにがしか不吉な色に感じるのではなかろうか、月食の時がそうであるように
ペテルギウスがそうであるように
緑がかった月だったら草餅に見えてお腹がすくかもしれない
シルバーだったらさぞかしカッコいい月だろうが、冷たい別世界に感じて人々の生活の節々にあまり顔を出さなくなるかもしれない
青だったら

青だったら、月からいや宇宙から見た地球がそうであるように、とても美しいに違いない
もしその青が大海原によりもたらされた色だとしたら懐かしさや親しささえ感じるだろう

見上げて見える月が、あの4倍になり、従って面積で言うと15倍近くの迫力でもし見えたら、それが月から見た地球だ
それだけ大きいと海や陸が見えるだろう、青く澄んで虚空に浮かんで、それはそれは素晴らしい眺めだろう

タグ:地球 満月