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9月4日 映画「ノイズ」 [2022年 日記]

8月の下旬から、朝晩の熱気が耐えられるものに落ち着いてきた。もう秋はすぐそこ

ノイズ
原題はThe Astronaut’s Wife

てっきりノイズが主題なら、マクラーレンのシーンで話題にあがっていた地球の誰かの妨害電波のせいで主人公は危機に陥ったのかと思った。考えてみればノイズは邦題なのだからそれはないはず。

さまざまな宇宙人像を見てきたが、そういう飛来のしかた、人類との接触のしかたがあったかと思った次第

地球を侵略するのに胎児を使うアイデアに驚くというよりは、開始10分から最後まで続く不穏な雰囲気が重くのしかかる

フラッシュバックでごく短時間の衝撃的ショットをはさむ手法は、そんなものとは対極の、安穏な、刺激のない日常を何十年も過ごしてきた身には少々つらくなってきた
宇宙人が夫に乗り移れるのなら、妻にもいつでも乗り移れるはず、乗り込んだ人の遺伝子に割り込めるのなら妻の遺伝子にも割り込めるはず、と考えると堕胎される危険はおかさなくてもいいだろうと思うのだが、そんな小さなことはあげつらう必要もなかろう

感電って怖いと思った

別の日に再度見返してみて重要な点を見逃していたのに気づいた
ラスト近く、夫が感電する前に、妻は足を上げて感電から免れようとしていた
妻は双子を産むつもりだったと取れる
夫を殺し、妹を殺した宇宙人は殺したい、しかし我が子は生かしたい、たとえ宇宙人の子でも

タグ:映画
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