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8月22日 映画「グレートビューティー 追憶のローマ」 [2022年 日記]

蝉の声がうるさくなくなり、朝晩の熱気も攻撃的なものではなくなってきた
そろそろ秋の気配が忍び寄る頃

2度目の視聴

初老の作家の身の回りの様々な出来事が、ローマの日常風景に滲み込むように描かれる
夜や明け方の陰影が美しい

初めて見たときは理解できなかったシーンも今回はいくつか解消できた
説明的な描写ではないため、トータルで考えないとわからないことも多い

facebookなどSNSを冷やかすようなシーンは前回見た時も新鮮だったし、
主人公の初恋のシーンも印象に残る、深く、美しく、切なく

ラストシーンも解釈が見るものに委ねられている部分が大きい
この作品のテーマを含蓄する終わり方。秀逸なカットとセリフの組み合わせ
見るたびにほんの少しずつ繋がる断片

「人生はトリックのようなものだ」
特に年齢を重ねてきた人たちにとっては腑に落ちるかもしれない

タグ:映画
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