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7月31日 映画「ひまわり」 [2022年 日記]

1970年作
男女の恋愛と別れという、おそらく終わることのないテーマを取り上げている。

序盤の恋愛シーンを見ていると、つくづくお国柄の違いって大きいなと思う。大雑把な調理や砂浜で抱き合うなど、この国でもあるにはあるだろうが大方はもっと大人しくやるだろう。

戦争が2人を分けてからのそれぞれの表情はさすが名優という演技。ロシア女性も美しく切なげ。

ミラノの出札口の駅員が見ていた雑誌にボカシが入っていて、それを主人公がどう感じたのかわからずじまいとなった。ある程度は想像出来るものの少しモヤモヤする。

小麦を口にする時に、ウクライナの丘陵に広がるロシア兵イタリア兵の墓が頭に浮かぶだろうか。いや、そんな具体的な反応は必要ないだろう。この世というものはどこでも多かれ少なかれ、先祖の累々たる想いが沈殿した上に出来上がっていると認識しておけばいいから。
タグ:映画
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