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9月4日 Facebookは便利ですが [2013年 日記]

Facebookの、データ使用に関するポリシーが更新になるそうなのでこの機会に読んでみた。

「Facebookが受け取る情報」
ユーザーが他のユーザーのタイムラインを見たり、メッセージをやり取りしたり、友達やFacebookページを検索したり、(中略)といったアクションを実行すると、弊社はそれに関するデータを受け取ります。

とあります。誰のタイムラインを見たか、何を検索したかとかが記録されるわけですね(予想どおり)。さらに、

弊社はユーザーがFacebookへのアクセスに使用したコンピュータや携帯電話などの機器からデータを受け取ります。(中略)また、ユーザーのIPアドレス、インターネットサービス、場所、ブラウザの種類(識別子を含む)、アクセスしたページなどの情報が含まれる場合もあります。たとえば、友達が近くにいることをユーザーに知らせるために、ユーザーのGPSなどの位置情報を受け取ることがあります。

どこに自分が居るのかやコンピュータの種類まで把握されてます。

「公開する(public)ということ」
次は自分が能動的に投稿をする際の話です。ポリシーにはこうあります。

ユーザーが情報をすべてのユーザーに公開することを選択した場合、その情報には以下が適用されます。 Facebookサイト外でも、各ユーザーに関連付けられます(名前、プロフィール写真、カバー写真、タイムライン、ユーザーID、ユーザーネームなど)。 Facebookの検索または外部検索エンジンの検索結果に表示されます。

利用規約にも明記されてます。
「公開」の設定を使用してコンテンツまたは情報をすべての人に公開するということは、Facebookの外の人を含む、あらゆる人がその情報にアクセスして使用でき投稿した人の名前やプロフィール写真などと関連付けることが可能だということを意味します。

情報を「公開」で投稿することは、Facebookの外にも、つまり全世界に文字通り公開ってことになるわけですね。そして…

投稿する際、共有範囲を選択できない場合があります(Facebookページのウォールに書き込む場合や、コメントプラグインを使った記事にコメントする場合など)。これは、記事によっては、常にすべてのユーザーに公開されるものがあるからです。基本的に、シェアのアイコンが表示されない場合、その投稿はすべてのユーザーに公開されると理解してください。

 有無を言わさず公開されるシーンもあります。投稿が「公開」でよいのか、改めて注意しましょう。


「個人情報の広告への利用」
もちろん、ターゲットマーケティングに個人情報を使用されています。

Facebookは、ユーザーや友達に関して弊社が持っている情報からデータを集計します。たとえば、ユーザーのニュースフィードに表示する友達を特定したり、ユーザーが投稿した写真のタグ付けを提案するために、データを集計することがあります。近隣スポットの情報や近くの店舗のクーポンを表示するために、ユーザーの居住地とGPSデータやその他の位置情報とを集計することがあります。ユーザーに関連性の高い広告を配信するために、ユーザーに関するデータを集計することもあります。

さて不明な点がひとつ。
Facebookは、関連会社、広告パートナー、顧客、その他のサードパーティから広告配信の向上やオンラインアクティビティの理解、Facebookサイトの改善に役立つデータを随時受け取ります。たとえば、広告の効果を評価し、品質を向上させるため、Facebookや外部サイトに掲載された広告に対する反応など、ユーザーに関する情報を広告主から受け取ることがあります。

ユーザーの個人情報は広告主には開示しないと言っておきながら、広告主からはユーザー情報を受け取る?はて?



「個人情報の開示」
最後に、個人情報を外部へ漏らす場合をあげてあります。

弊社は、法律によって対応が求められていると考えられる場合、法的請求(召喚状、裁判所命令、その他の要請)への応答として、ユーザー情報のアクセス、保管、および開示を行うことがあります。(中略)また弊社は、詐欺などの非合法行為の検知、防止、対応のために、または捜査に関連する場合など弊社およびユーザーを守るために、または死亡や肉体的危害を回避するために必要と考えられる場合に、情報のアクセス、保管、および開示を行うこともあります。

判断はFacebookが行います。開示が必要だったと言われればほぼ終了でしょう。

カリフォルニア州法では下のリンクのように、企業が取引している個人情報の種類などを開示請求できる法案が充実しつつあるようです。


  Tomihiko Azumaさんのブログ
    個人データ売買を白日の下に、カリフォルニアの『知る権利法』


旧来の友人との再会や交流手段として便利なFacebookですが、個人情報の漏れが気にかかる人にとっては慎重に使う必要がありそうです。

自分は…
とりあえずログインしっぱなしだったのをやめてこまめにログアウトすることにした。
あと、追悼アカウントのやり方を家族に教えておかねば。
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