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10月13日 青いけど仕方ない [2012年 日記]

tachibanawan1.jpg NHK「激走!日本アルプス大縦断」という、8日間以内に415kmを駆ける超人的な山岳レースの番組を今見た。テレビが高画質になったおかげで、アルプスの雲の流れ、湿った空気感、風雨時の不快感など、だいぶリアリティーが出て来た。おかげで番組内容にも引き込まれつつ色んな事も頭に浮かんだ。

学生時代の登山でやってきたことは次の繰り返しだったのかな、と。

困難な目標を作っては実行してみる。自分の能力を超えているかもしれない目標。
結果…、
簡単に出来てしまう、厳しかったけど出来る、逃げてしまってやらずに言い訳を考える、他の人や想定外の自然のせいで完璧でなかった理由にする、など。
自分の能力を自分で把握できているはずはないので、当然いろんな結果になる。

学生分際の命でもそれを恐る恐る懸けて、
どんな結果になっても、心底からの自信、心身ともに疲弊と充足、責任転嫁と自己嫌悪、葛藤、などなど、平地で日常生活を送っていた場合に比べたら感じられない心の動揺を問答無用で受け止めなければならなかった。

その後の気楽なハイキング的登山で必ず感じてきた、楽しい、けれど何か分からないけれど足りない感じ。
ひとつの解はこれではなかろうか。


まあ今思えばほとんどの場合、まわりのせいにしたり諦めたりして別の世界に気をそらしてたかな。
今は?変わるわけないよねー?

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