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1月4日 映画「最高の人生の見つけ方」 [2023年 日記]

2008年製作、ジャックニコルソン、モーガンフリーマン共演

状況は2名病室の同室者、お互い余命が少ない

2人の熟しきった男たちの顔を、ただ見ているだけで落ち着く
余計なことを言わない、相手の話を聞く時に必要ないあいづちを打つ事もない、ただ聞くだけだ、けれどもあくまで真剣に耳を傾ける

口数多めのシーンもいい、ユーモアを交えた言葉なら心に余裕があることを表している

表情はあくまで穏やか、あるいは生気にあふれている、どうすればそんなに心が強くなれる

鏡で自分の顔を見て「ひでえつらだ」そういう時、あるね
「心臓麻痺でポックリいってるやつが心底うらやましい」こんな状態になるのは避けたい
「残された日数を知れば開放感を得られるような気がしていたが、実際は違っていた」大いに参考になる
「親族が見つめる中で、同情や哀しみで窒息しながら死にたいか」今は何とも言えないが目に浮かぶようだ
「2番目(の妻)なんて呼ぶから嫌われる」ははは、なるほど、言われた方の気持ちを考えろか
「自分の人生に歓びを見出せたか、他者の人生に歓びをもたらしたか」ハッとする視点だ

最期は「静かに目を閉じて大河の流れに身を任せろ」

こんなに心休まる病室ならうらやましい
タグ:映画