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5月6日 映画「ナイル殺人事件」 [2023年 日記]

映画を見終わってすぐの感想がビビッドで面白い気がするので、エンドロールが終わるか終わらないうちに書き始めた。

映画「ナイル殺人事件」
アガサクリスティー原作、名探偵ポワロが殺人事件を解き明かす。
オリエント急行と同じように殺人現場の近くにいた何人もの人物が動機充分という状況下、見ている方も誰が犯人かまったくわからなくなってきたところで、名推理が輝き始める爽快さ。登場人物の言い回しにヒントを得たり、いろんな人の立ち話を全て覚えていたり、そんな切れ端をつなぎ合わせて真相を解明していく。

想像していたとおり、ナイル川沿岸を観光しながら殺人事件の謎解きが進むというテッパンの設定。思えば後の○×殺人事件と地名の入った映画やドラマはこんな昔から始まっていたのか。1978年製作。

英国貴族社会の風習だったりフランス語が時々入ったりというスパイスもうまく効いている。

ストーリーに素直に没入できて楽しめる娯楽作品に間違いない。
後で考えてみれば、普通に殺す動機があってその人が殺すだけでは見る方が面白くない、素直すぎて、ということの裏返しだろうか。全く予想だにしない真犯人だからこその面白さ、なんだろう。


タグ:映画
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