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1月2日 映画「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」 [2023年 日記]

昨年末に映画館で見た。ビー・ジーズは自分が音楽を聞き始めて間も無くの高校時代からずっと聞いている気がする
ちょうどジョンレノンの映画も上映されていてどちらを見るか迷ったが、微妙な上映時刻の差でこちらにした

アバもそうだが、大ヒット後の一時期バッシングされる期間があった
いちファンにとっては特に気に留めずに以前の曲を聞き続けてきただけなのだが、考えてみればバッシングで苦しんでいるアーチスト自体に思いも馳せないとはファンと言える資格があるのだろうか
まあ、そんなに深刻に考えなくてもいいのだろうが自分の中でなにかひどいことをしてきた感がある

ビー・ジーズの大ヒットはサタデーナイトフィーバーだが、確かにその後はディスコを笑いものにする風潮があった
この映画のワンシーンで驚いたのは、ディスコをヘイトするための大掛かりなイベントがあったということ
好きでもない、というか嫌いなもののために多大なエネルギーを費やす意味がわからない
好きなものを応援したり、これだけ好きなんだと表明したりするのならわかる
ディスコのLPレコードをたくさん集めて爆破する、そこまでして嫌悪感を表明しないではいられない
例えば演歌が嫌いな人々がそんなことをするだろうか、ラップが苦手な人たちがするだろうか

アメリカの話だから、と言ってしまえば終わってしまう
大ヒットという現象に対する反感、大ヒットに便乗してあちこちで勃発した真髄のない音楽に対する反感、そんな方向もあるのではないだろうか

バッシング渦中の本人たちの苦しみは想像を絶する、そしてそこから新しい境地を切り開いて、再び目を見張るような作品群を残してきた彼らのエネルギーに対して、素直に深く尊敬の気持ちが起こる


タグ:映画
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