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12月13日 映画「東京物語」 [2022年 日記]

昔は子供をたくさん作っていた
自分の両親でも4人以上、昨日見た「東京物語」の主人公夫婦だと長男、次男、三男、長女、次女の5人

子供の数が増えれば増えるほど親にとっては育てるのにはとてつもなく苦労が必要だろうことは想像がつく、そしてなんとなく成長した子供の数だけ幸せな老後を過ごせるのではと期待もしてしまう

そんな期待をまるでみごとに抑えてくれる、きれいに、痛みも少なく

笠智衆と原節子、東山千栄子の顔ぶれはそこはかとなく落ち着く、昭和初期の街並みや人々の姿にも

決してあの頃は良かったとばかりに懐かしさを良さと混同することはないのだが、それでもそれらの中に、今はみんな捨て去ってしまったものがまぎれもなく、ある

スマホで1日に何度も連絡は出来るのに、本当に相手のことを想像しているだろうか
街ですれ違う人々への関心や観察も減っているだろう

「麦秋」も素晴らしかったので「晩春」もいつか見なければいけない

タグ:映画
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