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12月8日 映画「天地明察」 [2022年 日記]

暦って大事だよね

そう言われて果たしてどれだけの人が賛同するのか
ほとんどの人は、真意を聞き返すだろう
若い人なら何を言ってるかわからない時点でコミュニケーション終了


そんな、映画にするには、もとい、書籍にするには難しいテーマをよくぞ選んで書き上げてくれました
天体の運行を対象にしたストーリーなのだから、一種の宇宙ものの映画と言えなくもないことに気づいたがもちろん、エイリアンやインターステラとは完全に異質だ

原作も読んでいたので理解はすんなりできた
映画ではしっかりと原作の世界をイメージとして広げてくれた
公家、武家、民衆の雰囲気は見るが手っ取りばやい

キャスティングではプロレスの武藤さんが言葉少な、かつ豪放なキャラクターとして光っていたし、
北極出地のリーダー2人も、楽しみながら観測旅をするという雰囲気を充分に表現してくれていた
ジャニーズ系の名前が目立ったことや角川書店、松竹、TBSといったエンドロールを見ると現実に引き戻されるが、それでも地味なテーマである天体をよくぞ描いてくれた
2012年製作

原作の、年老いた二人の陽だまりの縁側的なシーンも良かった

タグ:映画
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