4月21日 みかんの花 [2015年 日記]
芥川龍之介の「蜜柑」をだいぶ以前に読んでから、どうもみかんの花の香りと小説の世界が入り混じった形で記憶してしまっている。なんとも言えず甘くてゆるくて平和な香り。はじめてみかんの花の匂いを同定した時は、これがみかんの花の香りかとだいぶ驚いた。
小説のほうの「蜜柑」では最後に、甘酸っぱい郷愁を帯びた車窓風景の中に平和な瞬間が訪れる。みかんの花の香りのイメージと重なるのだ。
現実の世界はだいぶ暖かくなった。もう着込まなくてもバイクに乗ってて寒くないのが、冬の殻から開放されたように感じる。昼休みに弁当を買い込んで、久しぶりにカーブを攻める。カーブでステップに乗せる荷重を右から左、左から右へと移動させる感覚が気持ちいい。スキーの要領と似ている。車ではどちらかと言えばまっすぐな道が身体的には快適なのとは正反対だ。フットブレーキの操作を兼ねなければいけない右足荷重、つまり右カーブの方がやや難しい。
みかん畑の中へ入ってみるとたくさんのつぼみがついていた。もう少ししたら咲きそろって、むっとするほどの香りに包まれるのじゃなかろうか。
小説のほうの「蜜柑」では最後に、甘酸っぱい郷愁を帯びた車窓風景の中に平和な瞬間が訪れる。みかんの花の香りのイメージと重なるのだ。
現実の世界はだいぶ暖かくなった。もう着込まなくてもバイクに乗ってて寒くないのが、冬の殻から開放されたように感じる。昼休みに弁当を買い込んで、久しぶりにカーブを攻める。カーブでステップに乗せる荷重を右から左、左から右へと移動させる感覚が気持ちいい。スキーの要領と似ている。車ではどちらかと言えばまっすぐな道が身体的には快適なのとは正反対だ。フットブレーキの操作を兼ねなければいけない右足荷重、つまり右カーブの方がやや難しい。
みかん畑の中へ入ってみるとたくさんのつぼみがついていた。もう少ししたら咲きそろって、むっとするほどの香りに包まれるのじゃなかろうか。
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