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9月14日 若者だってつまずくものの [2014年 日記]

ちょっとした段差に足の親指をフギャっというほどぶつけた。段差を認識してなかったか思ったほど爪先が上がっていなかったか。整形外科に行ったくらい痛かったけれど、もっと痛い、というか悲しいというかわびしいというか無情感を覚えるのが、そんな歳になったのかというところ。

ランニングも体操もしてるしメタボでもないし、なのに肉体面でこれほどまでに衰えてるとは。哀しいけれどありのままを受け入れるしかなさそうだ。こんな事がポツリポツリと起こり始めているのは間違いないのだから。ここで、いや違う、自分はまだまだ若々しくて昔と同じように色んな事が出来るはずだ、だから体を鍛えなければ、サプリメントで栄養を補わなければ、という方向に動くという選択肢もないではない。実際、その方向と、諦観とが波のように押し引きしながら徐々に干潮に向かっている、という方が正確かもしれない。

人が肉体面では、20台をピークにゆっくり長い時間をかけて老いて行くのは、ふん切りの悪い頭に「右肩上がりなことばかりじゃない」のを納得させる期間が必要だからじゃなかろうか。

で、指の痛みが治まったら運動するぞ、まだまだガンガン。
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