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9月3日 コーヒーの味 [2014年 日記]

特別なコーヒー豆を入手した。2種類のうち、エチオピア中焙煎を飲んでみた。

以前飲んだオーガニック豆でも感じた、一口目にガツンと「これはコーヒーだっ!」という押し出しは無い。シアトル系カフェのコーヒーとは違うし、もちろんアメリカンやエスプレッソとはもっと違う。どちらかと言えば一口目でああ美味いというタイプではなさそうだ。
が、その分じわじわと後から色んな感覚を楽しめる。

最初は苦味、続いて生姜湯か健康茶でも飲んでいるような、お湯に溶け出した炒り豆という雰囲気の味。かすかな渋みともっとかすかな酸味。スパイスのような刺激もごく薄く感じることもある。それと、全体を包むまろやかさは、あえて分類するなら甘みに入るような味わい。

飲み込んでしばらくして、舌が苦さからの軽い痺れを忘れた頃に酸味が存在を少しだけ主張する。
唇の感触は、脂肪分が少なそうでさらっとしている。

とかかんとか言葉にしてみたけど、理系の頭には感覚の表現はいまいちスカッといかずムズムズする。読んでるだけで食べたくなるような味の表現をしてる方々は凄い人達なのだね。断面形状からのコーヒーカップの容量計算とかの世界だと得意なのだけど。

miyaji.jpg小雨ぱらつく阿蘇路を走る。山肌にまとわりつく霧は雨雲と区別がつかない。こんな天気の山は晴れて良く見える山よりも遠くに見えて、そこにたどり着く労力が何倍もかかりそうな冷たさを感じる。実際は晴れた日の何割増しかで行けてしまうのだ。

5.1km、28分。キロ5分40秒。時折激しく降る夏の名残り雨でそこかしこに出来た水の流れや水たまりを避けながら、半分靴を濡らして走った。6月以来、思う存分ゆっくり時間を取って走っていない。理由は暑さだったり、雨だったり、時間の制約だったり。

5分ごとの雨雲の動き予想を現在地と照らし合わせながら、小降りになった30分だけ走る。あと30分も待てば雨があがることは分かっていたが、一の宮温泉に行った。また晴れた日に走りに来ればいいのだ。来なくてもいいのだ。
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