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6月3日 太陽光発電を家に付ける? [2013年 日記]

太陽光発電を売電することで住宅ローンがまるまるただになる話。

新聞のチラシに載っていた。一見、普通の新築一戸建てを広告する住宅建設会社のチラシのように見える。が、よく見ると建設する会社は別、このチラシの言わんとするところは…
太陽光パネルを新築時に屋根面に設置し、この売電収入分でほぼ住宅建設費用のローン返済がまかなえる、ということらしい。

つまりお金が要らずに新築一戸建てが手に入る、ということ(土地代は除く)。

ん?そんなうまい話があるの?そんないかにも○○商法のような甘い話が。と、思わず身構えてしまう。

チラシを隅々まで読んでも、但し書きで小さく留保事項が書いてあるなんてことはなかった。せいぜい消費税が来年度アップする前が有利ですよ、くらいのこと。

懸念材料を考えてみるに…
・初期費用。太陽光パネルの設置費用。200万しないくらいらしい。住宅本体に比べれば小さい。
・耐久年数とメンテナンス費用。10〜15年保証。どれだけ修理費がかかるかは口コミで故障率と費用を調べないと分からない。
・国の電力固定買い取り制度が今後続くのか。分からないが現状の高値は怪しいものの買い取り自体は震災の件もあり続きそう。

と、特にツッコミどころは見つからない

10年近く前に暑い中を「太陽光発電つけませんか?」と一戸一戸汗をふきふき回っていた営業マンを「オーバーオールでのメリットがまだ無い」と門前払いした時に戻ると…

・太陽光パネルの生産に必要な原材料、生産に必要な電気量、生産に際しての発熱に伴う宇宙のエントロピー増大。
・同じように、老朽撤去後の太陽光パネルの解体、廃棄に伴うコスト。
・パネルで日光を遮断することによる特に冬場の屋内温度低下。これは発電で暖房を運転すれば大丈夫か。

なんておよそこじつけのような理由で目もくれなかったけれども、もうだいぶ光電変換効率も上がってきてるのかなあ。

と、考えてきて、それでも導入に消極的なのは考え方が保守的なだけなんだとわかった(専門教育を受けた分野なのに)。効率を優先し合理的経済的に物事を運ぶという事がどうにも受け入れられないだけだと。

薪ストーブを据えようと妄想する時の楽しさと対極なのだ。薪ストーブこそ非エコだし火事の心配あるし灰は舞うけど。楽しい。


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