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12月18日 屋久島 [2013年 日記]

昨夜は屋久島の中腹に在る一本の杉に思いを巡らした。

屋久島は洋上から2000m近くまで一気にせり上がっているので、植生も動物も種類が豊富。

yaku-l.jpg標高が低い所は、高い温度と降水量の多さで植物が繁茂して、亜熱帯的な光景が広がる。もののけ姫の森と近年呼ばれるようになった場所もあり、半透明の小さな精霊が飛び交っていても不思議でない。

少し標高が上がると大木が育ちやすい環境になり、背の高い樹林帯が広がっている。聖老人をはじめ数多くの巨木がいらっしゃる地帯。


yaku-h.jpg森林限界より高い場所は一転して樹木が無くなり、ヤクザサに覆われた広々した展望の中に、巨岩がゴロゴロして独特の景観を生み出している。海岸から沢登りをして悪戦苦闘の末に、こんな景観に躍り出たらさぞ感動するだろうと以前から想像しているが、まだ叶わない。

なぜ何十年も屋久島が気になっているのか、ひとつの説明を昨日の本から見つけることができた。
「拝むに足る人の住するところ その土地は楽しい」(法句経)

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