日本海側ほどではないにしろ、冬の暗い毎日がこうも続くと太陽さんさんとまぶしい夏の景色がふと浮かぶ。

 白砂の路地の両側に石積みの低い塀、ブーゲンビリアの赤紫と黒々と生い茂る緑の葉、青い空。縁側のだだっ広い解放的な平屋建ての家。ってこれ、沖縄の風景だね。

 「旅をしていると、こんな所でなら死んでいいと思う風景に出会うことがある」と藤原新也が書いていたけど自分にはこんな場所かもね。やっぱり事故で終わるのはいやだな、便意を極限に我慢して運転してる時にぶつかられるとか、ううう。