先日やり残していた畑の草取りをした。
草むら化した畑を、鍬を使って上っ面だけそいでいくのが一番手っ取り早くて楽な除草方法だと思われる、秋は。手で一本一本抜いていったらどれだけ時間がかかるか果てしない。座った姿勢は腰にもこたえる。。

 草に鍬を入れるとボワッと蚊の群れが出てきて、肌の露出している部分に群れになってすぐさま攻撃してくる。それを払いながらの、汗をぬぐいながらの、時々腰を伸ばしながらの、草との格闘。でも草ってすぐさままた幾らでも生えてくるんだよなあ。生えては刈り、生えては刈りの永遠の繰り返し。これにかかる労力と時間は大変なもので、今日も丸一日を費やして畑の半分を軽くさらったくらいしか出来なかった。自然の勢力は人の作業などはるかに越える力でこれでもかと地面を覆い尽くさんばかり。なにをやってるんだろうと徒労感に襲われるけれど、なにもしなければ始まらない。

 おかげで畑はすっきりするし夜のビールがうまかったのでいい。

 昨日、カキ焼き小屋で食べたカキ、そのままでアツアツをプルリッとゴクッ。あー、美味しいものって幸せだなあ。