熊本県は阿蘇の小国あたりは「そば」の看板がいたるところに見られる。いつの頃からこんなにそば屋が増えたのか思い出せないが、マイカーが普及して国鉄宮原線が廃線になり、温泉ブームでこんな山奥にも観光客がそれなりに集まるようになったあたりではないだろうか。

こどもの日、気温は21度、カラッとした5月の風が吹き渡る高原でいただく蕎麦。もちろん美味しかったです。もう少し懐に優しければいいのにな。

温泉が多い九州でもこの小国(おぐに)周辺はさらにその密度が高い。

地元には、黒川、はげの湯、岳の湯、田の原などなど。西に山鹿、菊池のトロットロ温泉。南には阿蘇の幾多の個性的な温泉。東には九重連山の登山口に筋湯、長者原、山に登れば法華院、足を伸ばせば長湯、黒岳山麓には白水鉱泉の炭酸水。北は別府から湯布院、天ヶ瀬、筑後川、原鶴と連続する。すげえ。

温泉好きにはたまんねえエリア。天国。温泉の中で天国には行きたくないけど。