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5月6日 細菌学の父、生誕の地 [2013年 日記]

Picture 1.jpg昨日は日本のいや世界に誇れる細菌学の父、北里柴三郎記念館を訪れた。小国町北里は北里柴三郎の生誕地である。

施設内には生家の一部を移築したもの、熊本県で有数の図書館だった蔵、資料館、胸像などがあり、ふらっと寄るだけのつもりがついつい短くない時間を過ごした。資料館には北里柴三郎にまつわる写真や年表、顕微鏡や細菌培養器具などが伝記ビデオとともに展示されていて、この地に生まれてから大学、留学、東京での公務、研究、育成などに邁進されたようすがよくわかる。

はっきりとはどこにも書かれてないけれどおそらく短気か怒り方が激しかったかではないだろうか、雷と呼ばれたとも言われている。奥方がしっかり支えていたという解説がなぜか印象に残った。

北里が、医学でない進路を選択しようとしていた学生時代、蘭医マンスフェルトが北里の素質を見抜いて医学を勧め、その後の人生を決定づけたという逸話。人を押し上げることの出来る人は、その人自身は有名にならなくても歴史を変えているということ。

Picture 2.jpg


藁葺きの上に樹皮葺きを重ねた屋根を持つ、貴賓館の2階からの眺め。

畳敷き、障子、縁側、雨戸という和の階層につながるのは春の小川と里山、その先に独立峰、湧蓋(わいた)山。



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