青森ひばのまな板。

近頃メンテナンスしてなかったので思いつきでひば油を塗ろうと取り出したら、あれま、油が固体化してる。確かに手に入れてから7年の歳月が流れてる。2500日あまり。まあ瓶じゃなくてプラスチックの簡易な容器だから揮発するよね。

容器を切って、ベタベタな中身を無理やりに指でねたくりつけたら今度は指の油が石鹸でも落ちなくなった。とほほ。

ひばの香りは最高。針葉樹系はどれもいいけど特にひばは雑菌をどんどんはねつけてくれるし、ツーンとしてそこらの甘ーい匂いの芳香製品とは違うもんね的ないい匂い。
まるで白神山地の森の朝の清々しい空気のようだ、行ったことないけど。
カナディアンロッキーをトレッキングしてるようだ、行ったことないけど。

けど、もしもこの香りをどんどん濃くしていったらう○このような匂いになるんじゃなかろうか。香りって薄いからいいのであって…と、どこかでも読んだ気がする。

清々しく臭く、ベタベタなひととき。