寒暖を繰り返しながら、しかし寒といっても真冬の真剣な寒さではないゆるい寒さに時々戻りながら日に日にゆるんでいく。

ジョギングにいい季節の到来だ。宮崎県の太平洋側を走ってみたかった。大海原を眺めながらひたすらまっすぐに。けれど行ってみると海岸には防風林が絶え間なく続き、沿岸すれすれを走る道も無い。そして意外と海岸からすぐに傾斜を伴って段丘のようになっている地形が多い。

まっすぐを諦め、ならば海が見える道を、多少坂があっても、と日向の細島を一周した。

この日あいにくの小雨と強風にビショビショになりながらだったが、先端の灯台や岬は本当に行って良かったと思わせた。荒々しい海に落ち込む崖っぷちの突端までつづく歩道。

11.7km、1時間25分。キロ7分15秒。