今日はたまの休みだったので昼食は近くの和食屋さんへ出かけてゆっくりと贅沢に過ごした。

入り口は薄暗い昔の炊事場をイメージした造りなのだろう、かまどっぽい造作もしつらえられていた。たたきもしっかり掃除されているだろうことは店の佇まいから見ずともわかる。

しっかりと出汁が取られた味噌汁をいただきながら、コンビニで400円の弁当を買って食べるのと何が違うのかと考えてみる。落ち着いた静かな空間と居心地のいい席、おいしい食べ物、穏やかな眺め。そして一番の違いは人手。一生懸命に調理する作り手、プロに徹して接待するフロアスタッフ。

コンビニ弁当に人手がかかってない訳ではない。製品の企画開発から生産、物流、販売などなど、こちらもしっかりと人の気持ちが込められてるのに気づく。が、高度にシステム化されており商品に対する人件費はかなり抑えられているだろう。と考えた時、ならば家庭での手作りのおふくろの味、妻の味は、丁寧に作られれば作られるほど相当に価値が高いものってことになる。
その味に文句を言っては、、、