分厚い雲の上には夏空が当然のことながら待ち構えていた。もう長いこと灰色の雲ばかり見上げていたような気がする。スカッと夏空になってくれたらいいけど綿雲がボコボコと時雨を運びそうな雲行きだ。

ちょっと庭仕事をしただけで汗だくになった。シャワーを浴びて扇風機も浴びて冷たい水も飲んで、人心地に戻る。

でも青空の有り難いのは梅雨だから。メキシコの乾燥地帯で雨雲がありがたいのと一緒だ。世界の中で、年中ずーっと同じような気候のもとで暮らしている人々は、どうなのだろうか。鬱屈しないのだろうか。慣れるのだろうか。
この地域には、ほぼ退屈しない程度に移り変わってくれる四季があるという事に感謝しなくては。

夕方なんとか走れる気温になってから近所をジョギング。3.6km、24分。キロ6分50秒。身体をほぐすくらいの走りにしておく。