自分の仕事のやり方に普遍的な真理があると思い、自信を持っている人は、そのやり方を人に伝授するのは当然かもしれない。でも、仕事のやり方なんて人によって変われば時によっても変わるし、周りの状況によっても変わる。それをふまえれば実は、自信にあふれて迷いの無い指導なんてほとんどありえないのではないか。

これまではそう思っていたが、今日の仕事で考え直す。自信に満ちた姿勢を見せることが目的で、その内容は結構どうでもいいという状況もあるかもしれない。あるいは指揮命令は一方的であり、両者で協議しながら次善策を見つけていく進め方とは違う事態もあると。いや会社組織はそちらが基本なのだ。