熊本市内から五家荘へ向かう時には必ず峠を越えなければならない。手っ取り早いのは道路が改良されて走りやすくなった大通峠のようだが、逆に昔ながらの細いくねくね道の二本杉峠の山深さも面白い。

ガードレールの向こうは下が見えない深い谷。新緑と陽光でほのぼのとした雰囲気が漂っていたが、ちょっとでも運転操作を誤ったり、ブレーキに異常があったりするともう谷底へダイビングだ。

走っている時より帰宅してから思い返す方が恐いのもこんな道だ。