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2月22日 映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」 [2016年 日記]

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まだ身体じゅうがあちこち痛くて何をするにも苦労することは予想していたので、本日は休み。ここはじっと映画を見る事にした。

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」という映画。ニューヨークのアパートに住む老夫婦をほのぼの描く良作。

本当はもっと感情移入が出来ておいおい泣けて困るような映画を予想していたが、ニューヨークという舞台設定のせいか、それが意図だろうが、あくまで前向きに淡々といい話が進んでいく。時折入る、老夫婦が若い頃のエピソードもじわっと来る。


2月21日 熊本城マラソンに挑戦 [2016年 日記]

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熊本城マラソン2016、なんとか完走できたので肩の荷が降りた。スタート地点は熊本市の繁華街のど真ん中、普段なら路線バスがひっきりなしに疾走して市電がゴーゴー走っている市役所前。朝9時の冷たい空気のなかで出発まで30分待たされるのも冷えてしょうがない。

今日は快晴。日差しを浴びて走り出すと寒さは苦にならなくなる。おもてなし、沿道の応援で有名になりつつある熊本城マラソン。確かに市街地では沿道からの声援が途切れる事が無い。オフィシャルの給水や給食が頻繁にあるのもありがたいし、応援しながら飲み物食べ物を提供してくれる人もたくさんいてうれしい。ハイタッチする応援も元気をもらえる。特に小さい子はかわいい。

25kmを過ぎると足が棒になってきて、35kmからはもう身体全体が重くフォームもめちゃくちゃに前に進むのがやっと。給水で足を止めると走り出したくなくなる。

飲み物は紙コップに入った、水、ポカリ、アクエリ、みそ汁、タイピーエン、コーラ、オレンジジュースなど。食べ物は、個包装チョコレート、アップルパイ、蒸しパン、おにぎり、黒棒、塩飴、キャンディー、黒砂糖、ハチベエトマト、イチゴ、バナナ、みかん、チョコチップパン、など。中にはマーブルチョコ手づかみ、塩手づかみなどの変わり種も。

かなり食べたつもりだったが、帰宅してからゆっくり風呂に浸かってたらどっと疲れが出た。そういえばちゃんと昼飯を食べてないのだ、と夕食後に少し元気が出てから気づいた。ひざは曲がらず、服を着るのも一苦労。

タイムは5時間台後半の遅いペースだったが初めてのいい経験だった。

2月20日 熊本市繁華街にテント村が出現 [2016年 日記]

checkin.jpgEXPOと聞いたら大阪万博、と答えるのがこれまでだったので、熊本城マラソンの受付会場まわりの事を指すと知ってちょっと面食らった。熊本市内の再開発地にちょうど空き地があるのでそこが格好の受付会場になっている。馬肉やコロッケ、ランニンググッズ、簡単な物産販売などがあって、単にゼッケンとお土産をもらう受付よりはずいぶん楽しめる。

素晴らしいと思ったのが、マラソンコースを車のフロントガラスから撮影して録画したものを、早送りしながら見せるというサービスだ。本当は自分の目で事前に見ておくのが一番いいのだろうが、これを見るだけでもかなりイメージトレーニングになる。道の広さ、勾配、辺りの景色。明日この道を自分の足だけで。


2月19日 型ガラスを通した外 [2016年 日記]

glass.jpg和風建築では、特に昔のものには暗い空間が好んで使われてきたようだ。不衛生になりがちだし目は悪くなるしで合理的では全くないにもかかわらず、そんな空間に身を置くとほっとするのはなぜだろう。遠いご先祖様が暗い洞窟の中で暮らしていたから?

2月16日 アニメ方面 [2016年 日記]

どうも先日の21kmランで足のつま先を痛めたようで、押さえると少し痛む。靴下が薄かったかも。

けれど、一級河川の土手をひたすらまっすぐ走るコースは、さながら佐賀平野のだだっ広いクリーク沿いを走るようなシンプルさで気持ち良かった。たまに来る車には注意が必要だが、耳掛け式イヤホンでお気に入りの音楽を聴きながら退屈もしないで走れた。

今日のランチは、アニメ好きの同僚に色々と話を聞き、新鮮な刺激があった。オフ会、同人誌、、、。どんな雰囲気なんだろう。


2月14日 映画「オデッセイ」 [2016年 日記]

昨今、と言うよりかなり昔から宇宙を舞台にした映画が比較的多い。技術の進歩もあってその出来はどれも目を見張るばかりだ。

odessey.jpg新作映画「オデッセイ」を見て、宇宙が舞台のSF映画を観るときの視点となる軸があることが分かった。例えば、宇宙が舞台であるだけのもの。悪に対する戦争、超遠距離な愛、人とロボットの関係。つまりどちらかと言えば人に向かったテーマなもの。対極は、宇宙の時空や神秘性、スケールの妙味を魅せてくれるもの。

なぜこのような考えが浮かんだか。「オデッセイ」を観る前、予備知識なくあらすじから、この「人と神秘性」軸のほぼ真ん中あたりかと予想していた。ところが結果はほとんど人寄り。オプティミズム全開のハリウッド映画だ。予想と大きく離れていたので、どこが違っていたのかがはっきりと分かった。

「エイリアン」「ブレードランナー」の監督という前知識も無かった方が良かったかもしれない。セリフを極力省き、見せない手法や練り尽くされた映像構成で観る者を引き込む、そんな映画を予想していた。

それでも、宇宙ものの映画はいい。胸が躍る。心が動く。

2月13日 やぎ見ラン [2016年 日記]

yagi.jpgまさかジョギング中にヤギに会うとは思いもしなかった。土手の斜面で一生懸命に草を食んでらっしゃいました。

フルマラソン一週間前。新しいランニングシューズに慣れるのも兼ねてのジョギング。ショッピングセンターから緑川沿いをさかのぼることにする。のぼるといっても平野なので勾配はほぼ無い。新しいシューズはサイズに余裕を持ったので指先が自由に動かせていい感じ。ただ、そのせいか少し靴の中で指が遊んでいる感覚がずっと残る。ペースは先日来の遅いペースながら安定している。20kmを越えてもあまり膝が痛くもならなかった。さてこの2倍の距離ではどうなるだろう。

160213.png21.4km、2時間28分。キロ6分50秒。

2月11日 おだやかな建国記念日 [2016年 日記]

外出先のトイレには時々、教訓みたいなものが貼ってある事があり、特に男子トイレには一歩前にだとかが多い。

昨日見かけたおやじ向けの教訓は30個くらいの項目があったが、どれも納得のいくものばかり。大食するなとか、神仏を拝めとか。

中には、ケガは恥ずべき事、のような一瞬考えてしまうのもある。がしかし、大きく捉えれば自分が注意さえしていれば避けられるケガが多い。そしてケガをする時は気がそぞろになっていたり、分不相応な事をしようとしていたりする。

今、ひとつ心当たりがあるのがフルマラソン初挑戦。いや、地道に準備をしてきて当日も無理をしなければそれは分不相応ではなく、チャレンジと捉えてもいいのではなかろうか。

2月9日 仕事仕事休み [2016年 日記]

sun.jpg先日の夕暮れにはきれいに日没が見通せた。冬のスカッとした空に日が沈む。そしてあたりが急に冷えてくる。

ここのところ朝から夜9時近くまでの仕事が続いていて、土日にまとめて休み、平日は仕事して食べて寝るだけのような生活だ。

2月8日 真冬の練習 [2016年 日記]

run.jpg熊本市の東部にある運動公園は、一周2kmのラバーチップ舗装ジョギングコースがあり、いつも市民の姿が絶えない。熊本城マラソンまで2週間に近づいたこの日は、普段に増してランナーの姿が多かった。そうだよね、みんな差し迫ったら練習しないと、と思うよ。

日差しは戻ったものの、この日、昨日は気温がまだまだ低く、走ってても身体の表面が冷えて疲れた。気温は5〜6度くらいか。運動公園を起点に14.7km、1時間39分。キロ6分45秒。仮にこのままのペースでフルマラソンを走れたとするとタイムは4時間45分。絶対そうはいかない。

2月6日 つぼみ [2016年 日記]

blueberry.jpgブルーベリーのつぼみが丸々とふくらんできましたよ。

2月4日 立春 [2016年 日記]

この日がその日だったかも。2月2日、どんよりした曇り空から薄日がさしてきて、やがて晴れにゆっくりと移っていく一日、ジョギングをした。

160202.png菊池恵楓園を起点に9キロ、1時間1分。キロ6分45秒。まだまだフルマラソンを走るには身体が重い。この辺りは、熊本市からなだらかにせり上がったゆるい丘になっていて、ここからまた菊池山鹿方面へ向けてごく緩やかな勾配で下がっている。白川水系と菊池川水系の分かれ目だ。

周囲から少しだけ盛り上がっているということは、見晴らしがいいことを意味する。高い建物が少ないことも手伝って、遠く阿蘇の外輪山、というより山裾がなだらかに伸びている景色が視界を占める。こせこせした景色の熊本市街地とは全く違う。

そんなこの場所にハンセン病療養施設が建つ。この雄大な景色を、隔離される患者のせめてもの慰めにして欲しいとの意図が、立地を選ぶ際に少しでもあったとすればありがたいが。

麦畑の緑が色を濃くし、枯れた路端の雑草の中に勢いのあるものが出てくる、ごくわずかな動き。暗く長い冬が終わろうとする年に一度の日。その日だったようだ。暦を見るとなるほどもう立春だ。




2月3日 恵方巻き [2016年 日記]

今日は節分、恵方巻きを食べた。南南東の方を向いて。無言で。2つも。

「福は内〜」と、ありがたいメールもいただいたし、心配していた肩の状態もとにかく動かせばよいことが分かったしで、今日は自然に落ち着いてベッドにつけそう。

風呂上がりの冬の大三角がだいぶ西に傾いてきた。

2月1日 ひと月が早い [2016年 日記]

早くも2月に突入した。あっという間のひと月だった。この調子で時の流れが加速していくとこの先どうなることやら。

何年か前から上腕の痛みが少しずつ増えてきて、最近ひどくなってきたので病院に行こうかと思い始めた。身体のいろんな部位がひとつひとつ劣化していくのだろう。寂しくはあるが、先輩方は皆経験してきた、そして今もしている事だ。


1月28日 土 [2016年 日記]

神道で土は万物の根源。神も人も物も土が元となってできているという考え方だが、土を元素と解釈してしまえば物理的にも通る話しだ。

都市部で暮らして息詰りそうに感じる原因のひとつに、土が露出している地面が少ないというのがある。黒くて、でこぼこで、見た目が悪くて、不潔な、土。合理性を追求されやすい都市部でそれが覆われてしまいがちなのは仕方がないことだ。

明日は雨がやんで菜園の土いじりが出来ればいいが。



1月26日 映画「マディソン郡の橋」 [2016年 日記]

マディソン郡の橋という映画。アメリカの片田舎の橋の佇まいが独特で気になっていたので、ちょうどテレビで放送されていたのを機に鑑賞してみた。クリントイーストウッドとメリルストリープの不倫ばなし、と言ってしまえば簡単過ぎるか。

女性の死後に日記から不倫の事実を知ってしまった兄と妹が、最初はそんな母親に嫌悪感を抱くが、日記を読み進むに連れて許し始め、最後は冷えきった自分の家庭を暖かく省みはじめるという構成も面白い。

それほどの美しく真剣な恋愛だった。懐疑的にみれば、二人の仲がなぜそんなに盛り上がったのかがもう少し納得させてほしかったところだ。超絶魅力的な人生や人格でもなし、会話に特に深い点があった訳でもなし。


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1月25日 かわいらしい雪だるま [2016年 日記]

daruma.jpg交通機関が乱れる事が分かっていた朝だったので、歩いて出勤。意外とアイスバーンになっている所は少なく、バランスを崩してヒヤッとすることも少なかった。

お気に入りの曲をリピート再生しながら冷えきった空気を吸うのは気持ちいい。が、実際はチェーンで傷ついた舗装の粉や排気ガスの中を歩いていたのだろう。

適度な運動にもなったし、こうやって思いがけずかわいい雪だるまに出会ったりして非日常を楽しめた雪の朝。

1月24日 大雪 [2016年 日記]

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暖かい冬から一変して一気に冷気と雪に覆われている。外はマイナス6度。車にもべったりと雪が張り付き、動き出すまでにしばらく暖機運転とウインドウの雪溶かしをしないといけない。

メリハリのある、ともいえるこの冬。

1月22日 えんどう豆の苗 [2016年 日記]

endo.jpg植物も冬休みに入るので、11月から12月にかけては家庭菜園としてもやる事は少ないのだが、エンドウ豆だけは別。種をまいて、厳冬期に入る前に10cmくらいの幼苗にしておいてから春先の急成長を待つ。

だから、霜で浮いた土と黄緑色の苗、そして霜よけとツル誘引を兼ねた細い添え木が冬の菜園の風景だ。

自分の菜園ではまき時を逃してしまった。散歩中に見かけると季節を感じる。

1月18日 夕刻 [2016年 日記]

徹夜仕事明けのけだるい一日が終わろうとしている。昼間に睡眠を補っても身体がリズムを取り戻せないまま、このまま、明日の朝までいく。身体を削って給料をかせいでいる。

真冬は毎年その傾向があるが、一日じゅう家から一歩も外に出ない日というのがあって、それはやっぱり夜になった頃に少なからず閉塞感を感じるものだ。家から出たくても事情で出られない人だってたくさんいるだろう。