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11月29日 映画「エベレスト」 [2015年 日記]

24日に書いた記事「エベレスト3D」の続き。

これは1996年の実話をもとにした、エベレスト登山隊の大量遭難事件の話で、登場人物も実名で演じられている。

隊の編成から入山、キャンプを前進させて登頂、下山途中の遭難、その後と、時間軸に沿って進んで行く。エベレストや周りの山々の雄大な景色が、見終わった後には本当に登ってきたかのように感じられるほどリアルに体感できた。

登山を少しかじった者の視点から見ても感心させられるディテールの描き方で、身体への雪の付き方、凍傷で黒くなった皮膚、滑落からのピッケルストップの様子などなどが見事だった。疲労の限界に達した人が、音も無く一瞬で視界から消えて下に落ちて行くのも怖いほど現実的に感じられた。

逆に、現実をそのまま切り取って映像にしたら映画にならないシーンというのもあるのは仕方ないことで、そこもうまく表現されていた。猛吹雪なのに薄日がさしているように妙に明るい、凍える中でハキハキしゃべる、皮膚を出したら即凍傷になるのに吹雪の中で顔を丸出し、などなど。

そうそう、登山隊に日本人女性がいた事に驚き、6大陸最高峰に既に登っていてエベレストが最後の7峰目だったことに驚かされた。映画の中では、屈強な欧米男性たちに混じって、か弱くコミュニケーションで置いていかれそうな日本人として描かれる。そこもいかにもそうだなという風に描かれている。


タグ:映画

11月27日 拝ヶ石巨石群 [2015年 日記]

ogami.jpg熊本市近郊にある拝ヶ石(おがみがいし)という巨石群。磁気異常が起きたり正確に4方位を指す線が刻まれていたりと、その向きの人達にとっては興味深い場所だ。しかし熊本市の調査にも関わらず、あまり何も明らかになっていないらしい。

最大9mもある大岩が、かなりの山の上にある。人が運び上げるにはきつ過ぎる斜面の上だ。自然のものなのだろうか。

阿蘇山が今年初冠雪で白くなったこの日。冷たい風の中、大きな塊が静かにそこにただ存在する。誰が置いたのかはたいした事ではないと言ってるようだ。



11月26日 ブルーインパルス [2015年 日記]

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芦屋航空祭を見に行った。ブルーインパルスはとんでもなくカッコよかった。

芦屋は競艇場のCMでしか聞いた事のないような、北九州近くの玄界灘に面した小さな町だった。そこに航空基地があることさえ知らなかった。宮崎の新田原基地はもう少し知名度が高いだろうが。

この基地が一般に公開されるイベントが芦屋航空祭で、日本全国から何万人も集まるらしい。今回はじめて行ってみて、少しだけ全国の航空祭を追っかけする気持ちがわかる気がした。なにしろ眼前で繰り広げられる航空ショーは、自分の目で見て初めてわかるスピード感、臨場感、爆音、規律をもってまざまざと魅せてくれた。興奮しすぎて、スマートホンで撮っている動画のスタートボタンを押すのを忘れるくらいだった。おそらく口も半開きで凝視していたことだろう。そういう意味では皆既日食を見る感動に近いかもしれない。

撮った動画は後日編集してアップロード公開することにしよう。自衛隊びいきなところは一切ないのだけれどこの凄さはみんなに知らせなければ。



11月25日 ロケット打ち上げ [2015年 日記]

昨日の午後、種子島からH2Aロケットが打ち上げられた。これまでも種子島からロケットは何度も打ち上げられているけれど、熊本市内からも見ることが出来るという情報を聞いてからは初めて。今までは気にも留めていなかった。

さて熊本から200km以上離れた種子島の上空が見えたのか?さすがに距離があるので期待していたほどの鮮明さは当然なかったが、それでも軌跡を残して斜め上に上昇していく煙が見えた。

そう言えば、小さい頃は空のスケール感が分からずに、見えている遠くの空の下はアメリカなんだろうと思っていた。もしそうだとしたらおかしな点が今ならいくつか挙げられるけど、それを学ぶのはまだ後のこと。何も分からないなりに色んな想像をふくらませていたのだ、小さい頃は。そしてそれは素晴らしいことだ。今、想像をふくらませる機会は少なくなってきた。これまで経験してきたことや類推できることの連なりで時間を過ごしている。

山、飛行機、ロケット、宇宙、、、高さと空への憧れは大人になった今でも幼い頃から全く変わりない。ただし女性にこの手の話題を持ち出す時は多少心構えが必要だ。地上にたたきつけられたくなければ。




11月24日 映画「エベレスト3D」 [2015年 日記]

映画「エベレスト3D」をわざわざ福岡まで見に行った。というのもIMAXで見たかったから。

入口で3D眼鏡を渡されて座る。予告編ではビルの間に渡した綱を渡る映画を3D効果満点の画角で流していた。けれどもこれはまともに見ることができなかった。

あまりにリアル過ぎて。

加速度運動をしている自分になぜGがかからないのか、理屈では映画だからとわかっていても視覚と感覚が食い違って、現実ではありえないミスマッチを起こしてしまう。そのまま3D眼鏡をかけて見ていたらおそらく戻していただろう。

エベレスト本編は全部3D眼鏡をかけて楽しめた。そこはまた後日。

http://everestmovie.jp


11月23日 博多の街 [2015年 日記]

nakasu.jpg久しぶりに博多の街を歩いた。

博多駅前の広場や中州キャナルシティでは、パフォーマンスやイベントで賑やかしい。クリスマス商戦もそろそろ。

歩道を広がって歩く人、スマホを覗きながら歩く人、こどもにぶつかる人、阿鼻叫喚だぞ面白い。爆買い中国人やおかまい無し韓国人もこのところかなり増えている。


11月21日 タカノツメを収穫 [2015年 日記]

takanotsume.jpg今年は8月末の台風で倒れたりして、いまひとつフサフサと成らなかったタカノツメだけれど、収穫をした。茂ってないように見えても、いざ切り集めてみればちょっとした分量にはなるので、天日で乾かして保存食にする。保存食というよりは調味料か。毎年一株だけ植えれば充分過ぎるほどだ。

何も世話をしてないのに、苗さえ植えていればちゃんと実をつけてくれてありがたい。

最低限の環境を揃えて放っておくだけでも育つ。肥料や害虫駆除や草取りまでしてやるともっと旺盛に育つ。人と一緒、ってことでいいのかな。


11月19日 リフレッシュ [2015年 日記]

icho.jpg青空に、真っ白い壁と真っ黄色い銀杏が映える。今日もぽかぽかな陽射しを浴びながらの早足ウォーキングの時間だ。20分も歩くと汗ばんできてTシャツ1枚になるけれど、止まってじっとしていると寒くてすぐに着込む。

さてまだ始めて数日だが、これだけ歩いてどれほど健康に貢献してるかというとハテナ?
続けるのが肝心なのだからそんなことは気にしちゃいけない。
むしろ外の綺麗な空気と自然に触れられて、精神的にリフレッシュされる効果の方が大きいかもしれない。

11月18日 虫退治 [2015年 日記]

ari.jpg我が家は虫に好かれる家だ。特に小さな虫たち。ムカデ、蚊、カイガラムシ、トビムシ、カタツムリ、ナメクジ、そしてこのシロアリ。

家の中にまで入って来られて、ここ何ヶ月かは振り回されたが、やっと片付いた。かな?

ゆっくり効く毒エサを与えて、せっせと巣に運ばせておいてから全滅させるというすぐれた手法があるというのを初めて知った。これから2度と家に侵入させないようにせねば。とりあえず庭のクレオソート処理してない枕木を他の素材のものに変えなければならないだろう。

発がん性物質を身の回りに置くことを気にし過ぎて不快虫を呼んでしまった。




11月16日 低い太陽 [2015年 日記]

komorebi.jpg今日もお城を散歩。広大な熊本城はさすがに何日歩いても飽きがこないぞ。

だいぶ落ち葉が増えてきて、樹々の葉も透けてきた。11月も半分を過ぎて巷にはクリスマスツリーの飾りと忘年会の気配が漂いはじめる。今年一年の出来事を落ち着いてまとめてみるのもいいかもしれない。



11月15日 深い青の湖 [2015年 日記]

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山の形をした山、濃紺の水をたたえた湖、真っ青な空、針葉樹の林。まるで童話の中に居るようだ。

こんな景色の中を、落ち葉を踏みしめながら散歩する。折しも雨上がりに一気に晴れ上がったこの日は、太陽光で蒸発した水蒸気が湖面にたちわたり、足元にも適度な湿気をはらんでみずみずしく、快適な散歩日和だった。大勢の人がこんにちはを言い合いながら行き交い、それぞれの休日を楽しんでいた。


11月13日 散歩、というより歩き [2015年 日記]

nyan.jpg今日は13日の金曜日。だが不吉なことは起こらなかった。めでたしめでたし。

おとといは自然あふれる熊本城の中を、今日は街中を歩いた。歩く程度の運動でも体調にいい影響を及ぼすのはおそらく誰もが知っているだろうが、継続するのはなかなか難しい。いかに楽しく、また歩きたいと思うような散歩にするかにかかっているだろう。ネコが一緒に歩いてくれたらいいのに。

タグ:歩き 散歩

11月12日 モカ [2015年 日記]

grass.jpg手入れされた緑に葉が落ちる。葉が落ちてしまって、それも掃除されて無くなってしまったら凍える冬の始まりだ。

今日、職場で同僚がモカを淹れてくれた。淹れたてはやはり美味しい。何かに似た独特な味わいがあると感じて、しばらくそれが何か考え込んだ。はたとひざを打つピッタリな例えではないけれど、出てきた答えは椎茸の戻し汁。帰宅後、モカの特長を調べてみた。

モカ…「モカコーヒーは、フルーティーな香りと強い酸味が特長」wikipediaより

椎茸はフルーツには遠いかな。酸味もそれほど強くは感じなかったし。やっぱり舌がどうかしてる。



11月11日 2015年の熊本城 [2015年 日記]

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こらほんなこつ武者んよかお城ばい。It's really good looking castle,isn't it.

江戸時代にタイムスリップしたごたる。I feel like it's in Edo era here.

ぎゃーん観光客ん増ゆっとも分かんなあ。It's so natural for the castle to gather increasing tourists.


11月10日 土壁 [2015年 日記]

takekomai.jpg今は見かけることが少なくなった土壁と竹小舞をみかけたので、懐かしくなってパチリ。自然の素材を使って古くからの技法で作られたものは、好ましく思える。まるで人の肌と骨のようではないか。

雨の日には湿気を吸収し晴れの日には放出して乾く。手入れをしないとぼろぼろと崩れる。土に混ぜる藁の分量を間違えるとうまく塗れないし性能が発揮できない。そして、ある程度年月が過ぎれば世の中から消える運命にある。

そろそろ木々が色づき始めてきた。まだ気温は平年より高いくらいだが、陽の長さや時の長さを測るでもなく木々は感じているのだ。それに黄葉や開花や新緑を見て人が楽しもうが、下で宴会を始めようが全く気にしてないのだ。木々が気にしてるのは鳥や虫や陽射しや雨や風。でもなんだろう、あの人を幻惑させようとでもしているような怪しい色は。




タグ:土壁 竹小舞

11月9日 ドラマは見ないが [2015年 日記]

david.jpgかなり大昔に見ていたアメリカのテレビドラマKung Fuのビデオを引っ張り出してきてみた。若い頃に琴線に触れたその内容は、今見ても、否、今になってその真価を発揮している。

米国人とアジア系が混ざるコミュニティーの問題や、暴力と人格などのテーマは、きな臭い南シナ海情勢を思い出させむしろ現在的だ。

「自分を貶めることなく、自ら考えて進みなさい」とあと押しされる。

さて現実に戻ってみると、この主演俳優の人生も深く哀しく、でも人間くさい。
決してドラマの中の飄々とした格好いい穏やかな僧侶という人物像を裏切ってはいない。


11月7日 家庭菜園 [2015年 日記]

denshin.jpg昨日の夕焼けが今日は雨になった。しばらくぶりの恵みの雨。

乾いた土がキュウキュウという音をたてて水分を吸収しているようだ。

雨が来る前に少しばかり、畑作業をした。はびこった草をレーキで搔き取り、土の上にまた残しておく。こうすると地面から日光を遮って雑草抑制になるし、地面が乾燥してかちかちになるのも防ぐ。

取り損ねが赤くなったピーマンと台風でも倒れなかったパプリカを収穫して四角豆とともに砂糖醤油味の炒め物にする。

ほぼ黄色くなってしまったスダチがまだたくさん樹に残っていたのを10個ほど残して採り、冷凍保存してみるが柑橘類が冷凍でどうなるのかは未知数。果汁って凍るものなのだろうか。

こうやってせっせと家庭菜園の手入れをしているように書いていても、実態は荒れ地にならないようにしているくらいの畑のありさまだ。

広大な世界の中のちっぽけな地面に雑草が生えてようが野菜が鈴なりに成ってようが、
なにか違いはある?





11月6日 冬野菜をいただいた [2015年 日記]

kabu.jpg冬から春にかけての野菜が出始めた。今晩のおかずでブロッコリーを食べて、その柔らかさに驚いた。そもそも春のとう立ちしかけたブロッコリーの、しかも茎の部分を堅いながら食べていた記憶からするとまるで別の野菜のようなみずみずしさ。おそらくこの秋に2ヶ月ほどの短期間で生育したブロッコリーなのだろう。

カブも見かけたので甘酢漬けにする。切ってすぐに一口つまんでみたら果物のような甘みがあった。

昼間はまだ暑いので、日が西に傾いてから近所をジョギング。8.2km、50分。キロ6分。少し下り坂になっている直線道路では意識してスピードを上げる練習をした。このスピードが平地でも長時間持続できればかなり早くなるのだがまだ息が切れる。


11月5日 みかん畑 [2015年 日記]

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いい天気と陽気に誘われて昼休みにバイクで走りに出た。

みかん畑が広がり、どの樹もたわわに実を成らせている。秋の陽射しにオレンジ色が映えて、あたりがオレンジの細かい水玉模様になっている。みかん農家にはもちろん、眺めるだけの自分にとっても幸せな風景だ。


11月4日 恋愛相談は苦手 [2015年 日記]

lettuce.jpgもう秋も深まってから葉物野菜を定植した。根付いて大きくなる前に霜が来てしまう可能性があるが、ダメもとで植えてみた。レタスやサンチュ、ブロッコリーも。

恋愛の相談を受け、と言うかこっちが勝手に口出ししているだけだが、色々と話すことが続いた。相手は若者、こちらは年寄りなので一般的なアドバイスを言ってるつもりでも、自分のしてきた経験を相手に置き換えて強制してるようなものだ。したり顔で恥ずかしい事を言ってるとしたらいかんぞ。遺憾です。

ただ思うのは、ネット漬けで育った世代だからなのか人と人の、、、やめとこう。