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9月1日 映画「シンドラーのリスト」 [2020年 日記]

数日前に、録画していた「シンドラーのリスト」を見た。3時間以上ぶっ通しで見るのはさすがに疲れる。

ナチによるユダヤ人大量虐殺について少し理解ができた。お金でユダヤ人を買って救ったと言えば一言で終わってしまう。なぜ?どのように?どんな?。色々なディテールが想像力を刺激する。

リーアムニーソンという俳優はダークナイトライジングで知っていただけだが、190cmを超える大柄な体躯が印象深い。この俳優の好き嫌いが、この映画の評価に大きく影響を与えそうだ。

映画終盤で、なぜもっとたくさんのユダヤ人を救えなかったのかと泣き崩れるシーンがある。それまでビシッと硬く商売や計算で生き続けてきた彼がなぜ急に感情をそんなにあらわにするほど変わったのか。そのあたりの描写が少なく、共感をもって大泣きするほどではなかったのが少々残念。

戦争もの映画は、平時とは異なり異常な状況下での人間の変わり方を描いてくれる。戦争や紛争、国際摩擦などを考えるのに、あるいは人と人の関係を考えるのに役立つかもしれない。

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